3DEXPERIENCE WORLD Japan 2020 切削技術を磨き航空宇宙業界へ進出。トゥール・ビヨンやレコードプレーヤーも開発する、”研究開発型”町工場「株式会社由紀精密」

ルイ・ヴィトンと呼ばれるファッション・レザーグッズブランドを知る人は多い。クリスチャンディオールは?フェンディは?これら特別なブランドの集合体が、LVMHグループだ。各ブランドは伝統を守ると同時に現代的な側面を持ち、ユニークで洗練された製品を生み出す。2020年5月、日経ビジネスで「町工場界の「LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン」とも称される」と報じられた企業がある。由紀精密の代表取締役社長、大坪正人氏が2017年に創業した由紀ホールディングスである。LVMHグループのように中小製造業の伝統を守り、各社の「強み」を際立たせる経営を目指している。

その構想の元となったのが、三代目として継いだ家業、由紀精密での取り組みである。町工場あるある、という分類で囲ってしまうのは大変失礼な話なのだが、大坪氏の場合は、おじい様が創業した会社を存続させることを決意した。2006年のことである。町工場には、強みがある、その強みをアピールしてこそ「由紀精密」と思いついたそうだが、どこに聞いても「強み」が返ってこなかったらしい。そんな状況の中で、大坪氏は、由紀精密の強みは「安定した品質の信頼」であると気づく。信頼があるからこそ、それが最も必要とされる「航空宇宙業界」への進出を決意したそうだ。

大坪氏に大きな影響を与えたのは、前職の優良ベンチャーと言われた「インクス」であるらしい。今から30年前、1990年に、3次元CADデータと光造形装置技術でサービスを提供する企業を日本で始めた企業である。その影響もあってか、大坪氏の知見は広い。常に四方にアンテナを伸ばし、近い将来におとずれそうなテクノロジーや、そのテクノロジーを使ったビジネス、または自社の強みを未来のテクノロジーと融合させることに思いを巡らしている。

大坪氏のエピソードは、あっちこっちに掲載されており、今さら取り上げるのは陳腐である。
常に新しいことを考え挑戦していくという姿勢が自慢、と誇らしげに自社を語る由紀精密の社員。社員からの「信頼」も深い経営者がニューノーマル時代をどうとらえているのか、聞き逃すわけにはいかない。

株式会社 由紀精密 代表取締役社長 大坪 正人様がライブ出演する 【経営者パネルトーク(後編)】ニューノーマル時代に求められる企業像~オンライン化が加速するモノづくり は、3DEXPERIENCE WORLD JAPAN 2020  11月13日(金) 15:30 ~ です。

 

<3DEXPERIENCE WORLD JAPAN 2020 経営者パネルトーク>
地球を救うために宇宙に想いを馳せる 「株式会社アストロスケール」
役に立たない、人のじゃまをする存在を創る 「GROOVE X 株式会社」
イノベーションで新領域を開拓する 「CYBERDYNE 株式会社」
原点は日本を代表する”金属加工の燕三条”「株式会社スノーピーク」
むこうが空ならこっちは海「株式会社 浜野製作所」
3歳にして人類の限界を感じ、中学生で生涯の研究テーマを決めた 「株式会社メルティンMMI」
切削技術を磨き航空宇宙業界へ進出。トゥール・ビヨンやレコードプレーヤーも開発する、”研究開発型”町工場「株式会社由紀精密」

 

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