SOLIDWORKS 基本操作 1分動画 – vol.10 3Dプリント1
SOLIDWORKS 2016は、3Dモデルの印刷をサポートするさまざまな拡張があります。モデルで更にフィーチャーを追加する必要がなくなるなど、作業手順の低減化が図れます。
【モデルのスケーリングが可能】
印刷体積内で最大許容サイズに調整できます。この機能は、紙のプリンターと同様の感覚でプリント直前に調整することができ、プリンタの利便性も向上します。
【モデルのプレビューも簡単】
サポートが必要な領域を簡単に確認できます。透明表示により、ミスを簡単に回避できます。モデル上のどの部分にサポート材が適用されるかを事前に予測することができます。
【RealViewの有効】
RealViewを有効にすると、印刷後のモデルを非常にリアルに表示できます。積層イメージ(条痕)の深さを動的に変更することで、最適なソリューションを見つけ出すことができます。
SOLIDWORKS 2017の3D印刷機能は、3MF形式の出力がサポートされ、印刷時に問題のある箇所を特定する機能が強化されています。
【印刷プレビュー】
印刷プレビューでは十分な厚みのない壁や、薄い隙間といった問題を対策が必要な領域としてハイライトします。
【最小値に満たないフィーチャーをハイライト】
FDM 形式の3Dプリンタで印刷する場合の厚み分析では、材料やレイヤーの厚み設定に基づいて、推奨される最小値に満たないフィーチャーをハイライトします。
【最新の3D印刷形式】
3MFは最新の3D印刷形式です。設計者は、サードパーティのビルド準備用ソフトウェアを使用したり時間のかかるファイル修復を行わずに、完全な再現性のある3Dモデルを他のアプリケーション、プラットフォーム、サービス、およびプリンタに送信したりできます。3MFは、ビルドの方向、材料、および色も保持します。
【Windows 10は、3MFを完全にサポート】
3MFファイルは、Microsoft Windows 10でも完全サポートされている形式です。印刷方向、使用する材料、SOLIDWORKSで追加した色の情報も保持しています。i.materialiseなどの3D印刷サービスを使用する際は、Windowsエクスプローラーのサムネイルとしてファイルの外観を確認できます。
【3Dプリント関連記事】
特集:3Dプリンタ造形成功のコツ 集中講座 – 第4回:プリント・後処理工程編
特集:3Dプリンタ造形成功のコツ 集中講座 – 第3回:形状作成編 3Dプリンタによる試作のポイントとは?
特集:3Dプリンタ造形成功のコツ 集中講座 – 第2回:SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2016 イベントレポート
特集:3Dプリンタ造形成功のコツ 集中講座 – 第1回:基礎編 3Dプリント成功率アップのコツ
SOLIDWORKS Simulationの解析で怪獣に打ち勝つメカ戦士を作れるか!?
3Dプリンタ活用のためのはじめの一歩 -SOLIDWORKSミニセミナー
【以前のソリッドワークス基本操作1分動画】
Vol.9 – SOLIDWORKS Visualize
Vol.8 – eDrawings