カスタマイズで遊ぶ Part3

3次元CADは初めてという人。遊びながら学習してみましょう。

このペンギンブログは、Part1Part2が存在します。ここで紹介するのは、部品を構成部品として挿入したアセンブリ部品(ペンギンモデル)を構築し、最後に、モーションスタディ(機構解析)で、ブロックくずしゲーム?で遊びます。もともと(Part1)は、dxfファイルを読み込んだだけだったのに、3Dになるとできることは様々広がりますね。

① アセンブリ部品を作成する
SOLIDWORKSでは、部品で構成した組み立て部品を「アセンブリ」部品(モデル)と呼びます。Part2で分解した部品を再び、アセンブリ部品として構成していきます。アセンブリ部品の構築には、「合致」と呼ばれる、3次元設計を意図する「部品間の接続の関連付け」を定義する必要があります。部品Aのある1面と、部品Bのある1面が、平行でなければならない、とか、ネジ穴とねじは同心円でなければならない、などです。ここでは、「位置付けのみに使用」オプションを使用し、部品を組み立てるだけに使用し、部品間の接続を限定しません。

②モーションスタディを作成し、シミュレーションする
組み立てられ、部品どうしが接着されていないペンギン(3次元モデル)が、重力によって、どうやって崩れていくのか?
モーションスタディ(機構解析)を実行します。重力の方向と部品間に「接触」条件をつけるだけ、あっというまに機構解析ができます。

では、プロセスをご紹介するビデオをご覧下さい。

いかがでしたか?

この機構解析を実行するためのヒントは、2つ。1つ目は、土台(地面)となる部品をもう1つ追加すること。この土台がないと、全ての部品は、地の底に落ちていってしまいます。2つ目は、土台を固定部品とし、その他の部品は、全て非固定部品にすること。

3次元モデルを作れば、機構解析はすぐに実行できます。ペンギンだけではなく、お気に入りのフィギュアも作成してみてください!

 

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