SOLIDWORKS Visualize R2025x FD02 新機能

SOLIDWORKS Visualize を使えば、レンダリングの専門家である必要はありません。このレンダリングソリューションには、魅力的でよりリアルなレンダリングやシーンを素早く作成できる、使いやすいツールが搭載されています。SOLIDWORKS Visualize の最新アップデートである R2025x FD02 では、より自然なシーンを作成し、デザインに命を吹き込むための機能がさらに充実しました。新機能は以下のとおりです。

 

シーン要素の位置、回転、スケールをランダムに設定 – オブジェクトの集合をよりリアルにレンダリング

モデルグループの位置、スケール、回転をランダムに設定することで、よりダイナミックでリアルなレンダリングを作成できます。「モデル」タブからモデルグループを選択し、「相対変換」タブをクリックします。「相対変換」タブで、ランダム化するパラメータ(位置、回転、スケール)とパラメータ範囲を選択し、「ランダムシード」​​を切り替えて、シーンに最適な結果を選択します。

「相対変換」の下にあるスライドスケールを使用すると、複数のモデルに対して様々な変換を即座に試して、異なるシーン設定を作成できます。様々な可能性を簡単に確認し、シーンを設定することができます。

ランダム変換オプションは、ボウルの中に入っているリンゴなど、同じオブジェクトの変更を扱う場合にも便利です。サイズを素早く変更して、より自然な設定を作成できます。

各種設定の詳細については、こちらのページをご覧ください。

 

CPU レンダリングモードでデノイザーをサポート – よりクリーンな結果をより早くゲット

GPU モードに加えて、CPU レンダリングでもデノイザーを有効にすることができ、より少ないパスで高品質なレンダリングをさらに速く作成できます。

デノイザーをご存じない方のために説明すると、デノイザーは高品質な画像のレンダリング時間を短縮するのに役立ちます。機械学習を用いて、「高速」および「高精度」レンダリングモードで生成されたレンダリングからノイズを除去し、より少ないパスでプロフェッショナルなレンダリングを作成します。例えば、デノイザーなしで通常500パスが必要なシーンの場合、デノイザーをオンにして50パスを指定すると、同じレンダリング品質を実現できる可能性があります。詳しくはこちらをご覧ください。

 

以前はCPUレンダリングモードではデノイザーを使用できませんでしたが、現在は誰でもデノイザーを活用できます。

CPUレンダリングでのデノイザーの使用について詳しくは、こちらのページをご覧ください。

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その他の新機能については、こちらの前回のブログをご確認ください。

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