3DEXEXERIENCEマーケットプレイスで部品を作る

3DEXEXERIENCEマーケットプレイスで部品を作る

今年、ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE Marketplaceという新しいプラットフォームを立ち上げました。3DEXEXERIENCE Marketplaceには、「Manufacturing of Amazon」としてオンライン3Dコンポーネントカタログを提供するMarketplace | PartSupply、世界中のメーカーとつながって3Dプリント、CNC加工、射出成形など、希望するプロセスで部品を製造するサービスを提供するMarketplace | Makeがあります。 Marketplaceが提供できることを示すために、テスト的にサービスを使ってみたいと思います。この記事では、マーケットプレイスでの手順をご説明します。 ステップ1:パーツ Marketplace | PartSupplyには3,000万を超える部品が用意されています。あなたが設計を開始する前に必要な部品を見つけることができるかもしれません。必要な部品が見つからなかった場合を仮定して、デモンストレーションのために、engineering.comのロゴを単純な3Dモデルにすることを選択しました。 SOLIDWORKSでモデリング作業を行います。 モデルができたら、次のステップはMarketplace | Makeにアクセスすることです。SOLIDWORKSアカウント(または3DEXPERIENCE Passport)でログインし、検索バーの下にある「リクエスト送信」ボタンを押すだけです。ここから、作成したい部分をアップロードします。Dropbox、Google Drive、3DEXPERIENCEをブラウズするか、ハードドライブからファイルをアップロードするだけです。受け入れられる形式は、STL、OBJ、STP、STEP、3DXML、CATPART、およびSLDPRTです。 ステップ2:サービスプロバイダを選択する ファイルをアップロードしたら、誰に製造してもらうのかを選択します。右上の「Select」を押すと、Marketplaceはジオメトリを自動的に検証し、問題を報告します。ファイルのミニチュアプレビューも表示されるので、適切な部分をアップロードすることができます。 このページでは、製造プロセス、材料、色、数量、納品、その他必要なサービスについての詳細を記入することもできます。各オプションをエントリすることで、使用可能な製造元が自動的にフィルタリングされます。 選択する製造プロセスも山ほどあります: 膨大な数の材料: また、いくつかの仕上げと追加サービスを選択することができます: 製造するロゴについては、「任意の」プロセスを選択し、デフォルトのグローバル許容差を0.2mmに保ち、材料にアルミニウムを選択し、仕上げや追加サービスなしで、インディゴカラーを選択してみます。Marketplaceでは、これらのパラメータを使用することで、39のメーカーオプションを表示しました。 上記の仕様で部品を製造することができる39の製造業者の一部。 各メーカーの下には、製造能力、納期、価格に関するデータがあります。また、価格、納期、許容誤差値で結果を並べ替え、容量別に絞り込むこともできます。 この部分の迅速な処理が必要だったので、Proto Labs USAの最初のオプションを選択しました。サービスプロバイダを選択すると、レビューの選択肢の概要が表示されます。すべてがうまくいけば、配送先住所を入れて、関連する他のファイル(NDAのようなもの)を添付してください。プロバイダにメッセージを書くこともできます。ここまできたら、あなたは見積もり請求送り、後は待つだけです。その間、別のリクエストを送信したり、コーヒーを飲んだり、3DEXERPENCE Matketplaceについてもっと詳しくい記事(英語)を読むことができます。 ステップ3:完成 Proto LabsのDavid Giebenhainからすぐに返事が来ました。(実際、15分もかかりませんでした) 「リクエストをお寄せいただきありがとうございます!私はあなたがアルミニウムを使って作られたこの部品を探していることを了解しました。私たちは、CNC加工や3D印刷を使用してアルミニウム部品を製造できます。この部品は、ジオメトリが内部空隙されているため、3Dプリントが最適な選択肢になると思います。3Dプリントアプリケーションエンジニアにあなたらからのリクエストを渡しました。まもなく価格にてついて連絡がきます。ご不明な点がある場合、CNC加工と3Dプリンタについて検討している場合は、お知らせください。」 私たちはMarketplaceのすべてのサービスプロバイダーについてお話しすることはできませんが、Proto Labsは反応が良く、フレンドリーで、助けになり、さまざまな製造方法や材料に関するアドバイスを提供してくれたことはご報告できます。数回のやり取りの中でナイロン12素材を使用した添加剤の製造に着手し、Proto

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3DEXPERIENCEマーケットプレイスのメリット

3DEXPERIENCEマーケットプレイスのメリット

デザイナー、サプライヤーおよび製造業者は、3DEXPERIENCE Marketplaceを使って新しいビジネス チャンスにアクセスできます。3DEXPERIENCE MarketPlaceに参加しませんか?あなたが最新デザインや製品の提案をしたい場合でも、3DEXPERIENCE Marketplaceで新しいベンダーやお客様とつながることができます。 ダッソー・システムズは、多くの設計者、加工業者、サプライヤ等がいる SOLIDWORKS コミュニティとCATIAコミュニティが共通の場所に接続し、効率的にビジネスを行えるよう、3DEXPERIENCE Marketplaceを提供しています。それは誰にとっても魅力的な場所です。設計者またはエンジニアはすぐに見積もりを入手し、迅速に製造段階に移行することができますし、サプライヤーやメーカーは新しい見込み顧客情報を獲得し、ビジネスを拡大することができます。 3DEXEXERIENCE Marketplaceの恩恵を受けるには、SOLIDWOKRSアカウントでログインし、CADデータをアップロードし、見積もりを希望するサービスプロバイダを選択するだけです。数時間以内に見積もりを受け取ることができるでしょう。製造能力、製造許容誤差、納期などの幅広い基準に基づいてサービスプロバイダーを選ぶことができます。 サプライヤーにとっても、メーカーにとっても、手間いらず! 3DEXPERIENCE Marketplaceは、2種類のベンダー、すなわち製造したい人と部品を販売したい人両方に最適です。製造したい方は、Marketplace | Makeにアクセスしてください。部品を販売したいパートナー方は、Marketplace | Part Supplyにアクセスしてください。(Marketplaceに参加するには登録が必要です) 3DEXPERIENCEマーケットプレイスは、3D印刷、CNC加工、射出成形、板金、レーザー切断などのビジネスを容易にします。 パートナーを選択する際、ダッソー・システムズは次のタイプの属性を評価します。 1. トラックレコードと顧客数 2. 事業規模と事業年数 3. 既存のお客様または代理店様からの推薦または関係者:SOLIDWORKSおよびCATIAの一部のお客様と協力している潜在的なパートナーか?それともお客様か? 4. 生産能力または供給能力(機械の数、完全量産生産サポートに対するプロトタイピング) 5. サポートできる製造プロセス 6. 認定 7. パートナーのミッションの本質的な目的:主に契約製造に焦点を当てる潜在的なパートナーか、または他に主なミッションがあるかどうか(機械販売など) 8. 提供されるサービスの範囲 ほとんどの方は、簡単に参加できます。marketplace.make@3ds.comにメールを送り、Marketplaceのメンバーになることに関心があることを伝えてください。登録手続き中に、あなたの会社に関する以下の情報を提供するよう求められます。 ・ 国

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SOLIDWORKS Sellがもたらすセールスの向上

SOLIDWORKS Sellがもたらすセールスの向上

※ 日本におけるSOLIDWORKS Sellの提供開始時期は未定です。 SOLIDWORKSは、家具から眼鏡、ジュエリー、冷蔵庫まで、全世界の企業が、ほとんど全ての製品設計に使用している、非常に優れた製品です。しかし、それだけではありません。一度製品を設計した企業やブランド オーナーは、さまざまなバリエーションの製品を提供して売り上げを伸ばしたいと考えます。多くの場合、製品をパーソナライズしたいと考えているさまざまなお客様にとって、製品のバリエーションとは、別の次元の魅力を持つ可能性があります。 SOLIDWORKS Sellを活用しましょう。SOLIDWORKS Sellは、お客様が使用するシンプルなオンライン ツールで、基本の設計から好みのバリエーションを作成し、製造することができます。このツールは、ユーザーに独自のカスタマー エクスペリエンスを提供するだけでなく、ブランド オーナーは収益を高め、在庫コストを削減できます。まさに一石二鳥です。SOLIDWORKS Sellは、SOLIDWORKSが設計にもたらすものと同様な高い品質と生産性でマーケティングとセールスを強化します。 一方、消費者がブランド製品のバリエーションを作成できるということは、不適切な、さらには常軌を逸したバリエーションでブランド イメージが低下したり、損なわれたりする可能性もあるということです。SOLIDWORKS Sellは、ブランド オーナーにツールを提供します。このツールでは、ユーザーが作成できるバリエーションの範囲や依存関係を定義できます。ブランド資産価値を守るための、インテリジェントな安全地帯なのです。 ブランド オーナーが社内で製造するのか外注するのかを問わず、製造プロセスはこのバリエーション主導型のアプローチの影響を直接受けません。使用できるプロセスには、手動または自動アセンブリ、3Dプリント、レーザー切断、CNCがあります。対象が社内ミーティング、フォーカス グループ、オンライン テスター、あるいは実際のお客様であっても、ブランド オーナーが検討すべき、強力な新しいツールです。 SOLIDWORKS Sellによる売り上げの増加、在庫コストの削減、記憶に残るユーザー エクスペリエンスの提供の詳細については、製品ページを参照してください。こちらのページでは、実際にSOLIDWORKS Sellの製品のパーソナライズをお試しいただけます(英語ページ)。  

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SOLIDWORKS Sellで顧客による製品パーソナライズを可能に

SOLIDWORKS Sellで顧客による製品パーソナライズを可能に

今日の消費者は、個々のニーズに合わせて高度にパーソナライズされた製品を求める傾向が益々高まっているようです。このようなパーソナライゼーションが設計プロセスをさらに複雑なものにしますが、その一方で、オンラインや店舗内でお客様が簡単にマスカスタマイズできる画期的な新しいツールも登場しています。今年のSOLIDWORKS World 2016の参加者には、まさにそのようなテクノロジが紹介されました。ニューヨーク州ホーポージのClearVision Opticalは、メガネ製品で成功した革新的なリーダー企業です。同社の使命は、高品質の製品と優れたサービスを提供して、独立系アイケア専門家に素晴らしい体験をしてもらうことです。 ClearVision OpticalのCEOであるDavid Friedfeld氏とSOLIDWORKS Sell製品管理部門のV.P.であるIgal Kaptsanが、SOLIDWORKS World 2016のイノベーション セッションのステージで、メガネをパーソナライズする革新的なソリューションを発表しました。SOLIDWORKS Sellは、小売店、ブランド、メーカーにクラウドで利用できるパーソナライゼーション用プラットフォームを提供します。顧客は製品を購入する前に、そのプラットフォームで製品をカスタマイズできます。(日本におけるSOLIDWORKS Sellの提供開始時期は未定です。) セッションでは、メガネ市場向けに開発されたソリューションが発表されました。そのソリューションにより、顧客は、SOLIDWORKS Sellウィジェットが組み込まれたClearVisionオンライン ストアでメガネのフレームを直接パーソナライズできます。パーソナライゼーションは、見たままのものを手にすることを可能にします。つまり、画面に表示されているメガネを注文でき、そのメガネは顧客に直接配達されるのです。 他の使用事例として、子供向けのClearVisionメガネ製品ラインであるDilli Dalliがあります。Dilli Dalliの事例では、検眼士が、子供の頭部および視野にぴったり合うようにメガネのフレームをパーソナライズします。パーソナライズされたフレームの精巧なモデルが3Dプリンタに送られ、メガネが顧客または検眼士のオフィスに配送されます。 カスタムメイドのメガネは非常に高価であり、多くの場合、手作業で組み立てられるため、高度なスキルを持つ人でも作業に40時間かかります。SOLIDWORKS Sellは、拡張可能なプロセスを使用して大量生産のメガネからカスタムメイドのメガネへの移行を促し、短い納入リードタイムかつ手頃な価格でスタイル性、快適性、機能性を実現します。装飾や文字のエンボス/デボス加工などで、メガネをさらにパーソナライズして、より個性を出すことができます。メガネに電話番号を入れることもできるので、置き忘れても簡単に戻ってくるかもしれません。   ミレニアル世代たちの新しい傾向として、自分が選んだ製品には親しみを抱きます。ミレニアル世代はブランドをパーソナライズして、自分好みのものにしたいと思っています。コンフィギュレーションを通じたパーソナライゼーションは、多数の消費者ブランドおよび消費者市場において、既にその有益性を実証しています。 Harvard Business Schoolでリテーリングの教授を務めるRajiv Lal氏の著書では「Retail Revolution: Will Your Brick-and-Mortar Store Survive」。小売革命:顧客はもはや大量製品を求めていないことが強調されています。顧客が購入したと思う対象は、想像力を刺激する製品へと移っているのです。独自に製品をパーソナライズすることで想像力が駆り立てられ、その製品との感情的な結びつきや心に残る経験が生み出されます。 SOLIDWORKS Sellは、顧客が依存関係と3次元形状を利用して組み立てを行うことで容易に製品をパーソナライズできる、パーソナライゼーション用プラットフォームです。これは宝飾品や他の垂直的市場にも使用されています。このプラットフォームは製造プロセスから独立しています。SOLIDWORKS Sellでは、3Dプリント以外にも、レーザーカット、レーザー彫刻、CNC、アセンブリ、研磨、ミルグレイン設定などのプロセスもサポートしています。 その仕組みは? デザイン コンテンツを所有するブランドと小売業者は、クラウド上のSOLIDWORKS

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SOLIDWORKS Visualize Professionalから直接得られるメリット

SOLIDWORKS Visualize Professionalから直接得られるメリット

SOLIDWORKS Visualize Professionalに追加された機能が気になっていませんか?作業しながらレンダリング ジョブをキューに入れて生産性を高める必要がありませんか?画期的なエンジニアリングや設計ソリューションの内部構造を見せるために、分解図をアニメーション化したいと思っていませんか?配色や設計バリエーションを数秒で複数作成し、それらをまとめてレンダリングできたらどうでしょうか?または、インタラクティブなWebコンテンツをお客様に配信して関心を引き、財布のひもを緩めさせることができたら良いですよね?そう考えていらっしゃるなら、是非このブログをお読みください。 今月のVisualizeブログは、SOLIDWORKS Visualize Professionalを取り上げます。Visualize Professionalの機能がより高度になり、写真品質の画像、アニメーション、分解図、カメラ フライ、360度回転画像、インタラクティブなWeb体験などの3Dコンテンツをさらに高速に、簡単に作成できるようになりました。 以下のハウツー ビデオを見て、Visualize Professionalを使用するメリットをご確認ください。   あなたの組織自体またはあなたのお客様が、製品の静止画像だけでなく、写真品質のアニメーションを使用することができたら、何か恩恵を受けることはあるでしょうか?SOLIDWORKS Visualize Professionalを使用すれば、CADデータでより詳細なストーリーを伝えることができるため、対象視聴者(設計/エンジニアリング マネージャ、見込み顧客、または産業展示会における来場者)とより密接な関係を構築できます。ブログでは掲載しきれないほどたくさんのアップグレード機能があるため、ここではVisualize Professionalのお気に入り機能トップ5をご紹介します。 (1) 仮想現実インタラクテイブ出力(VR)&パノラマ出力 (2) コンフィギュレーション (3) フルアニメーション スイート (4) カスタム カメラ フィルター (5) レンダリング キュー (6) ***2017年の新機能、Visualize Boost(分散ネットワーク レンダリング)   ここをクリックすると、各機能の詳細な説明が画像とともに表示されます。    

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概念から製造まで進化する積層造形

概念から製造まで進化する積層造形

私は、シカゴで開催されたダッソー・システムズ初のアディティブマニュファクチャリングシンポジウムに参加し、何百人もの積層造形愛好家の一員になったような喜びに包まれていました。このシンポジウムは、5月15~18日に開催されたSCIENCE in the Age of Experienceイベントの一環として開催されています。このイベントの目標は、世界を牽引する積層造形(AM)のエキスパートや支援者を集結させ、最新の技術革新に関する深い考察を共有し、この業界が継続的に抱えている課題に協力して対処し、この技術の幅広い採用と発展を加速するアイデアを生み出すことでした。 会場は企業一般はもちろん政府機関、そして教育機関の人たちでいっぱいでした。最初に登場したのはAdidasのエンジニアであるDerek Luther氏で、同社初の3Dプリント ランニング シューズ、FutureCraft 4Dの開発において、3Dプリントが果たした役割について講演されました。このシューズは、以下のビデオのとおり、非常に複雑な格子構造を特徴としています。 Adidasはテクノロジー企業であるCarbonと提携しました。Carbonでは、Direct Light Synthesis(液体樹脂に光を照射して,耐久性に優れたポリマー製品を製造する技術)として知られる積層造形処理が使われています。積層造形に移行したことでエンジニアと設計者はより自由に設計できるようになり、部品の設計スピードが向上したため、迅速に反復処理を行い、個々のお客様に合わせてシューズの格子構造のすべてのセルを設計できるようになったと、Luther氏は語っています。Adidasは、年末までに5,000足のシューズを出荷し、2018年はさらに出荷数を増やす予定にしているそうです。 次に現れたのはNASAのマーシャル宇宙飛行センターのJohn Vickers氏です。彼は、NASAのミッション、特に火星ミッションにとってアディティブマニュファクチャリングがいかに重要かを力説しました。宇宙旅行には天文学的な費用がかかるため、供給量や余剰部品を増やすことはできないことから、ステーション内で部品を3Dプリントして作成できるようにすることがミッションの達成には欠かせないと主張しました。 カンザスシティ ナショナル セキュリティ キャンパス(NSC)のTroy Hartwig氏は、アディティブマニュファクチャリングによって設計者の革新能力が大幅に向上し、従来の製造方法による制限のため実現不可能だった新しいフォルムや形を設計できるようになったと説明しました。「設計上の制限を考慮しなくてよくなった結果、ブレイクスルーが起こり、通常なら生じてしまう追加コスト無で複雑な設計が可能になりました」   Orbital ATKのJerry Feldmiller氏は、将来のハードウェア、ソフトウェア、アディティブマニュファクチャリング用の材料の開発に業界が関与することの重要性について語りました。Feldmiller氏によると、Orbital ATKはAMを積極的に活用しており、Stratasysのアディティブマニュファクチャリングマシンを使って打ち上げロケットの構成部品のベータ テストを行い、多数の新たな研究分野を開拓しています。また、社内のユーザー グループでアディティブマニュファクチャリングに関する重要な情報を共有し、チームおよび事業部間でマシンを最大限に活用することの重要性も強調しました。Feldmiller氏は、外部のユーザー グループも3Dプリントの設計に対するベスト プラクティスを積極的に開発、共有すべきであり、今後10年の間になくなると思われる200万の仕事を例に、学界はSTEM関連の活動で大きくなるスキル ギャップに対処する役割を果たす必要があるとも考えています。   ペンシルベニア州立大学教授のTim Simpson氏は、アディティブマニュファクチャリングの課題と研究機会について話しました。Simpson氏によると、アディティブマニュファクチャリングは設計に対するアプローチを劇的に変えた、ということです。アディティブマニュファクチャリングを使うことで、エンジニアは内部が格子構造になった超軽量の構成部品など、従来の製造方法では不可能なものを設計できるようになりました。彼は、わずか14か月で発案からFDA承認まで進んだ、3Dプリントしたチタン製の股関節インプラントを例に挙げました。アディティブマニュファクチャリングを使うもう一つの優れた点は、最終的には患者一人ひとりの体に合わせてこれらのインプラントを完全にカスタマイズできるようになるということです。 The Aerospace CorporationのJack Rome氏は、宇宙で使用するアディティブマニュファクチャリング部品開発プロセスのシミュレーションについて説明しました。ほとんどの人はシミュレーションを個々の構成部品やアセンブリ解析に使うものと考えるかもしれませんが、宇宙で使用する全ての部品の検証に使用します。また、アディティブマニュファクチャリングのプロセスも検証する必要があります。アディティブマニュファクチャリング用の設計をする場合は、設計プロセスで材料のばらつきを考慮する必要があります。彼はまた、ASMEのような個々の組織の取り組みだけでなく、アディティブマニュファクチャリングの業界標準の必要性も強調しました。 標準化の話題を受けて登場したのが、米国国立標準技術研究所(NIST)のLyle Levine氏です。彼は、金属の積層造形について語りました。Levine氏は、金属のアディティブマニュファクチャリングが普及していない理由の1つは特有の複雑さだと考えています。合金の種類によって冷却速度が大きく異なるため、材料の非線形挙動の予測が難しいのです。アディティブマニュファクチャリングを使って金属部品を作成するには、「ギャップを埋める」シミュレーションを行う必要があります。彼の組織は、アディティブマニュファクチャリングに使用するツールの「ナレッジ

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Solar Ship:新たな輸送様式の開発

Solar Ship:新たな輸送様式の開発

1983年、Jay Godsall氏は、アフリカ内陸諸国との外交ランチに出席しました。当時、彼は芝刈り事業をカナダの各地域に拡大しようとしていました。ブルンジからの長い対話の後、中央アフリカは交通機関が世界で最も発達していない地域だと知りました。最小限の道しかないのです。Jay氏は、カナダも交通が発達していない国だと気づいていました。だからこそ、世界で最も進んだ遠隔地物流事業の起業家を何人も輩出しているのです。あっさりと、Jay氏は芝刈りからの事業転換を決断しました。中央アフリカ、カナダ北部、中国西部の輸送ジレンマの解消に乗り出したのです。 2006年、Jay氏はSolar Ship Incを設立しました。航空機による過疎地、被災地、避難地への物資輸送サービスの提供会社です。こうした地域とのつながりが途絶えてしまうのは、主に道が存在しないことが理由です。物資の輸送と受領がほとんど不可能なのです。中央アフリカでは、空港が足りないことも問題です。航空機で物資を運んだとしても、物資が人々に行き渡るまでに、さらに多くの時間がかかります。幸い、Solar Shipは着陸するための滑走路を必要としません。広い場所さえあれば着陸できます。 こうしたハイブリッド型航空機は、翼に浮力のあるガスを充填して離陸し、ソーラー システムで発電しながら安定飛行を継続できます。カナダの湖水・森林地帯を飛ぶブッシュ プレーンは従来の燃焼エンジンで飛行しますが、ハイブリッド プレーンの目的は、化石燃料や滑走路を必要としない新たな輸送モードを普及させることにあります。 Solar Shipは、目的と能力別にCaracal(カラカル)、Wolverine(クズリ)、Nanuq(ホッキョググマ)という3種類のブッシュ プレーンを開発しました。Caracalは、主に中央アフリカでの物資運搬に使用されます。過疎地域と世界中の供給網を結びます。機体の幅は20 m、積載量は200 kg以上、航続距離は200 km以上です。サッカー場から直接離着陸できるので、市民も容易に物資を引き取ることができます。Caracalは3種類の中で最も小さいブッシュ プレーンで、主にブルンジの重要/緊急貨物の運搬に使用されます。 Wolverineは、輸送システムのないコミュニティへの物資運搬を担いますが、Caracalとは少し異なります。大きさはCaracalの約2倍、幅50 mに達します。積載量は5,000 kg以上、航続距離は500 km以上です。Wolverineは、まさに空飛ぶトラックです。航続距離は短いですが積載量は多く、舗装路、砂利道、草地、ぬかるみはもちろん、水上でも離着陸できます。世界中のハブにリンクした貨物の輸送サービスを、中央アフリカ、カナダ北部、中国西部をターゲットとして展開します。 Nanuqは、Solar Ship最大の機体です。全幅は100 mに達し、積載量は30,000 kg以上、航続距離は2,000 km以上です。まだ開発段階ですが、Nanuqは、カナダ、アフリカ、中国、オーストラリア、アジア各国での大型貨物サービスに運用される予定で、各国の過疎地域を他のコミュニティとリンクする役割を担います。 では、SOLIDWORKSは、Solar Shipにどのように貢献しているのでしょうか。工業デザイナーの責任者であるAndrew Leinonen氏がすべてを語ってくれます。「SOLIDWORKSをあらゆる作業に使用しています」とLeinonen氏は言います。「それこそ毎日使用しています。別のツールに替えろと言われたら、何を使えばいいか想像もつきません」Solar Shipはペースの早い作業環境なので、速やかな解決策が必要です。SOLIDWORKS Simulationを使用することで、設計者は、モデルの成形性から、実際の強度解析に至るまで、スムーズに開発を進めることができます。機体の強度解析を把握することで、設計者は、完璧なシミュレーション結果が得られるまでモデルを何度でも修正できます。「何だかズルをしている気分です」と機械設計者のJason Beeksma氏は言います。 Leinonen氏は、機体におけるプロペラの配置も大きな課題だったと語っています。SOLIDWORKSを使用することで、設計者は機体内のプロペラの配置を視覚化しながら、空力特性や胴体着陸の問題など、その他の作業も進めることができます。「SOLIDWORKSのおかげで、ライフセーバーがより多くの命を救えるような乗り物を作ることができました」とSolar Ship CEO兼創業者のJay Godsall氏は語ります。 Solar Shipは、この3種類の貨物輸送機で新たな功績を収めました。以下のビデオをご覧ください。Solar Shipは、SOLIDWORKSを使用して必要な物資の供給を支援し、貧しい過疎地域の人々の生活を快適にしています。

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SOLIDWORKSがコンシューマー製品設計のギャップを埋める

SOLIDWORKSがコンシューマー製品設計のギャップを埋める

コンシューマー製品開発者は、概念設計から詳細設計、製造へと移行する際に、ツールの違いが原因で問題に直面することがよくあります。SOLIDWORKSソリューションは、強力な概念スケッチ ツール、堅牢で使いやすいサーフェス作成機能、概念設計から詳細設計への簡単な移行、業界トップの機械工学環境を、すべて1つのソフトウェア ベンダー ソリューションにまとめて提供することで、工業設計とエンジニアリング間のギャップを埋めます。 このホワイト ペーパーをダウンロードして、SOLIDWORKSソフトウェアが、概念設計から製品化に至るモデルの完成プロセス&ソーシャル環境を実現する仕組みをご確認ください。 このホワイト ペーパーでは、以下についてご説明しています。 最良の製品を作成するには、複数の概念設計を迅速に開発し、設計の関係者から短期間でフィードバックを得ることが重要です。SOLIDWORKS Industrial Designerは、SOLIDWORKSポートフォリオに新しい独自の概念設計機能を加えるもので、特に工業デザイナー向けツールです。 SOLIDWORKS Industrial Designerで概念設計モデルを開始し、詳細設計プロセスはSOLIDWORKS Premiumへと移行します。または、コンセプトスケッチ、画像、一連の設計要件から設計を開始することもできます。SOLIDWORKSでは、ユーザー ガイダンスやサポートを提供する使いやすいツールを必要に応じて使用できることで、詳細設計を簡素化します。 概念設計で使用したものと同じユーザー インターフェイス、ジオメトリ ファイル形式を使用して、精密な部品定義を作成するために必要なあらゆるツールを提供しているのが、SOLIDWORKSソリューションです。製造と継続的な部品メンテナンスの観点では、表形式で値を入力するだけで設計を変更できます。 3D SOLIDWORKSアセンブリ モデルを使用して、製造レベルの3次元モデルベース定義(MBD)または2次元図面を素早く作成することで、購買プロセスにかかる時間を短縮してエラーを回避できます。SOLIDWORKSを使用すると、プロセスのどの時点で変更を行っても、部品、アセンブリ、図面を含む製品に関するすべてのドキュメンテーションが自動的に反映されるため、手痛いミスの発生を回避できます。 製品を説明してビジネスを成功に導けるように、設計プロセスのあらゆる段階で営業に利用できる製品イメージを作成できることが重要です。SOLIDWORKSは、コンシューマー製品設計ワークフローの初めから完了まで、いつでも製品イメージを作成できるレンダリング ソリューションを提供します。 設計から製造に至るまで、チームがクリエイティブなアウトプットを増やす仕組みに関する詳細については、ホワイト ペーパー「SOLIDWORKSでドローン設計」(登録が必要です)をご覧ください。    

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SOLIDWORKS Visualize Boostのメリット

SOLIDWORKS Visualize Boostのメリット

SOLIDWORKS Visualize Boostとは何でしょうか?何をしてくれるものなのか、毎日使用すべき理由とは何でしょう?ここで、その答えを見つけてしまいましょう。 製品設計とエンジニアリングに携わる現場で日常的によく見られる状況を取り上げましょう。たとえば、プロジェクトに取り組んでいると、上司やマーケティング部門の誰かがやってきて、「完成したプロジェクトのレンダリング画像をできるだけ早く欲しいんだけど」と言われることがあります。しかし、週始めに割り当てられたばかりの別のプロジェクトが始まっていて、仕事の大半は別プロジェクトに移っています。または、設計マネージャーが、重要なクライアントに見せるため、レンダリングした複雑なアニメーションをその日の終わりまでに作らなければならないのですが、あなたのラップトップが最新マシンではないので、アニメーションのレンダリングに何日もかかってしまいます。さて、どうしましょう? そのような状況は、SOLIDWORKS Visualize Boostがサポートします。Visualize Boostは、SOLIDWORKSのネットワーク レンダリング テクノロジです。レンダリング ジョブを専用マシンに送信することで、レンダリングのスピードとコンテンツの生産性を瞬時に高めます。Visualize Boostは、プリンタの印刷キューとよく似ており、Visualize Professionalユーザーは、レンダリング ジョブを他のマシンに送信してメイン マシンの領域を解放し、VisualizeやCADなどの負荷の大きいアプリケーションを使い続けることができます。   Visualize Boostは、Visualize Professionalだけに付属するアドイン製品で、個別のインストールが必要です。別のコンピュータにインストールし、シングルノードとして設定されます。またはクラスタとして設定し、需要の増加に伴い、拡張してより生産性を向上させることもできます。インストールが完了しレンダリング準備が整ったら、Visualize Proがネットワークをスキャンして、接続されているVisualize Boostマシンを検出します。接続できるマシン数に制限はありません。 つまり、Visualize Boostを使用すると短時間でレンダリングが完了するのです。「時は金なり」なことは言うまでもありません。 Visualize Boostは無料で使用できる?これは、すばらしいことです。1シートにつき1シート。サブスクリプション契約継続中のVisualize Proを5ライセンス保有していれば、Visualize Boostの無料シートを5つ使用できます。* Visualize Boostのシートを追加購入する必要があって、上司を説得できるような材料をお探しではないですか?そんな場合は、SOLIDWORKS Visualize Boostの有効性を示すシートをダウンロードして、お役立て下さい。Visualize Boostを使用すると、レンダリングが高速化されるだけでなく、同じ時間でより多くのコンテンツをレンダリングできるようになります。要するに、上司の前でヒーローになれるわけです。 Visualize Boostのメリットの実例をお見せします。以下の分解図のアニメーション(提供:Myomo)をご覧ください。 私のラップトップでは、これをレンダリングするのに4時間くらいかかるでしょう。しかしVisualize BoostとパワフルなNVIDIAグラフィックス カードを使用すると、レンダリング時間が非常に短くなります。 プロジェクトでVisualize Boostを使用した場合のレンダリング パフォーマンスをイメージできるように、以下にグラフを2つ用意しました。ここでわかるのは、予算のすべてをNVIDIA

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プロダクトデザイナー阿武優吉ブログ13 – 落書きから始める3D – ペンタブレットでSOLIDWORKSを使ってみよう!- 03

プロダクトデザイナー阿武優吉ブログ13 – 落書きから始める3D – ペンタブレットでSOLIDWORKSを使ってみよう!- 03

SOLIDWORKS 2018のペンタッチモードに挑戦! 皆様こんにちは、阿武です。今回のブログは動画による解説です。ペンタブレットを使ってSOLIDWORKS 2018でモデリングする様子を動画にしてみました。モデリングするのは前回のブログで描いていたスケッチと同じで、ドーナツ状のリングを重ねた照明器具になります。実はこの照明、10年以上も前になりますが、私のデザインで初商品化されたメモリアルアイテムです。3分ほどの簡単なモデリングで上級者の方々には大変恐縮ですが、初心者にもわかり易いようにまとめてみました。ぜひご覧ください。 余談になりますが、「SOLIDWORKS Visualize レンダリングコンテストPart2」において、人気投票第2位を頂きました!投票してくださった皆様、まことにありがとうございました!コンテストには電車のレンダリングをエントリーしたのですが、この電車、前々回のブログにてペンタブレットで落書きをしたアイデアスケッチが初期案。ペンタブレットを使った落書きから始めて、SOLIDWORKS Visualizeへ発展させることも可能なのです。とても使いやすく綺麗なレンダリングを作成することができる優れたソフトなので、こちらもぜひ使ってみてください。   【過去のプロダクト デザイナー阿武優吉ブログ】 プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ08 – Industrial Designerでアートに挑戦!02 プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ09 – Industrial Designerでアートに挑戦!03 プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ11 – 落書きから始める3D – ペンタブレットでSOLIDWORKSを使ってみよう!- 01 プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ12 – 落書きから始める3D – ペンタブレットでSOLIDWORKSを使ってみよう!- 02 SOLIDWORKS 2018の新機能については、下記サイトから確認いただけます。    

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