SOLIDWORKS 基本操作 1分動画 – vol.23 SOLIDWORKS Inspection
SOLIDWORKS Inspection 2018は、検査レポートをより効率よく作成するための新機能を搭載しています。2D検査図面を作成する手間を省き、初回品検査レポートの作成に要する時間を数時間からわずか数分に短縮します。
【直接インポート】
CATIA V5、PTC Creo、DWG形式の2D図面を検査プロジェクトに直接インポートできます。PDFやTIFFへの変換は必要ありません。
【スマート抽出機能】
スマート抽出機能を活用することで、検査票の作成作業がより効率的になります。検査に必要な情報をボックス選択することで一括抽出し、バルーンを追加することができます。
【プロジェクトテンプレート】
プロジェクトテンプレートでは、図面の特性に自動適用する情報をコントロールするルールを追加で定義できます。個々のアノテーション、図面ビュー、図面シートを異なる範囲の値を使ってバルーン表記することも可能です。
【自動的に変更】
バルーンスタイルを特性の分類値に基づいてコントロールすることが可能です。プロパティペインの値を変更すると、それに対応するバルーンの形状がプロジェクト設定に基づいて自動的に変更されます。
【ドキュメントスナップショット機能】
ドキュメントスナップショット機能では、検査に必要な情報と図面をエクスポートできます。検査レポートと図面をまとめて管理できる便利な機能です。
【リビジョン管理機能】
リビジョン管理機能では、3Dファイルに変更がある場合に相違点がハイライト表示されます。比較が完了すると、変更されたアノテーションはオレンジ、削除されたアノテーションは赤色で確認できます。これまで数時間かかっていたリビジョンの比較がわずか数分で完了します。
【アドイン版】
SOLIDWORKS Inspection のアドイン版では、DimXpertやSOLIDWORKS MBDに適用したモデル寸法を使って、検査レポートを直接作成できます。2Dの検査図面を作成する手間を省き、検査レポートの作成にかかる時間を数時間からわずか数分に短縮できます。
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