SOLIDWORKS 基本操作 1分動画 – vol.12 SOLIDWORKS PDM1
2016バージョンよりSOLIDWORKS PDM製品の名称が変更となりました。また、あらたにSOLIDWORKS PDM Standardが加わり、SOLIDWORKS製品のデータ管理を小規模から大規模まで広くカバーします。SOLIDWORKS PDM Standardは、CAD製品のSOLIDWORKS Professional、およびSOLIDWORKS Premiumにバンドルされます。
【堅牢性に優れたデータ管理ツール】
SOLIDWORKS PDM Standardでは、すべてのデータを安全に保護されたボルトで一元管理するので、データの表示や変更を許可するユーザーを限定することが可能です。SOLIDWORKSインストールマネージャで簡単に管理でき、ニーズに合わせてアップグレードできます。
【Windowsエクスプローラーと緊密に統合】
この製品は、誰もが使い慣れたWindowsエクスプローラーと緊密に統合されています。ボルトとは、安全に保護されたフォルダを意味します。ファイルをボルトに直接保存するほかに、ドラッグアンドドロップなどWindowsの操作で追加することもできます。
【より見やすいインターフェース】
SOLIDWORKS PDMは、お客様からの要望が多かった「列の並べ替え」、「リビジョン番号と変数の同期」機能を搭載し、目的の情報の取得や入力が更に容易にできます。また、「サムネイルのプレビューサイズ変更」「クイック情報アイコンの表示/非表示」機能を使用して、より見やすいインターフェースに設定することができます。
【リビジョン設定】
新たに追加された「リビジョン設定」コマンド。このコマンドは、リビジョンを直接設定する機能、データカードからリビジョンを読み込んで次のリビジョンとして設定する機能、ファイルがワークフローを通過するのと同じようにリビジョンスキーマを使用して設定する機能を備えています。この機能により、操作時間を大幅に短縮できます。
【列の見出しでファイルをソート】
列の見出しでファイルをソートする機能が追加。これは、チェックアウトとチェックイン、参照先、使用先、リビジョンの設定、ステータスの変更、ツリーのコピーと移動、取得の各ダイアログボックスで使用できます。列の見出しを1回クリックすると、ファイルが昇順にソートされます。もう一度クリックすると降順になります。さらに、サムネイル画像のサイズも変更することができ、高解像度画面でも見やすい大きさにできます。
【ファイル名変更時の警告】
ファイルの名前変更または移動が発生した場合、SOLIDWORKS PDMのアドインが警告を表示するので、古いバージョンを参照する心配がありません。
製品データ管理に役立つSOLIDWORKS PDM Professional 2017は、遠隔地との共同作業をより進めやすく強化されています。
【複数の設計者によるデータ管理】
PDMは、特に複数の設計者が同じファイルを扱うときに重宝します。他の設計者が誤って最新のファイルを消したり上書きしてしまわないように制御することもできます。導入の目安としては年間3件以上の開発プロジェクトを運用する場合、あるいは5名以上の設計者がSOLIDWORKSのデータを扱う場合には、PDMツールを導入した方が効率が良くなります。
【データーベースを異なるサイトで複製】
SOLIDWOデータベースを異なるサイトに複製することができるようになりました。各地の設計者はこの複製されたデータベースサーバーを参照することで、レスポンスの課題を解決することができます。
【災害時の復旧機能】
また、データベースの複製機能は、災害時の復旧機能としても役立ちます。
【以前のソリッドワークス基本操作1分動画】
Vol.10 – eDrawings
Vol.11 – 図面3