プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ08 – Industrial Designerでアートに挑戦!02

もしかしたら・・。
こんにちは、阿武です。今回は前回に引き続きアート作品制作のお話です。前回描いたコンセプトスケッチに従って、フリーフォームでハチの巣の3Dデータを作成していきます。と、その前にひとつご報告。このアート作品「蜜の棚」、来月(11月7日(火)大阪ハービスホール、11月10日(金)ウェスティンホテル東京)で開催される「SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2017」にて、会場内のどこかに展示される可能性が!まだ決定ではないので詳しくはお話しできませんが、もしかしたら皆様にご覧頂ける機会があるかもしれません。私個人としては、3D+手作業の「ハイブリッドアート」をぜひ皆様に見て頂きたいです!そして、皆様より様々なご意見を伺えればと思っております。展示されるか否か、詳しくは次回のブログでご案内しますので、しばしお待ちくださいませ。

自然の力と美しさ。
ハチの巣は、見れば見るほど凄いと感じます。あの小さな蜂が、こんなに大きく、どこか数学的な要素を感じる形状を生み出すことができるなんて。このアート作品は、そんな自然の力や美しさが根源にあります。人間である私が3Dでコピーさせて頂きますが、蜂たちもびっくりするようなデータをSOLIDWORKS Industrial Designerで作りたいと思います。早速制作を開始しましょう。ハチの巣の外観形状は、場所によって直径の膨らみがランダムに構成されています。しかし、単純に円柱をいじれば作れそうだと感じたので、フリーフォームの円筒を使ってグニャグニャすることにしました。まず、高さをコンセプトスケッチに合わせて設定した円筒を配置します。

次に、正面と側面方向からみた形状を作ります。膨らみが少ない部分を押して直径を細くし、野球のバットを太くしたような形を作っていきましょう。形が出来るまで押したり引いたりを繰り返します。ある程度整ったら、中心軸がずれている個所があるので引っ張りながらずらしていきます。これでおおよその基本形状の完成です。ここまでは簡単なのでラクに作業ができました。

納得できるまで続けよう。
次に輪郭を整えます。コンセプトスケッチの外形に沿って膨らみを合わせていきます。蜂たちも納得する形状を目指してグニャグニャしましょう(笑)。しかしこの作業、終わりの判断が難しいです・・。今回はスケッチに沿って外形を整えていますが、完成した形状を立体的に見て満足がいかなければ作業は続きます。スケッチは、あくまでも2次元の絵。完成予想を絵として描いたに過ぎません。つまり、スケッチに沿った形状を作ったとしても、立体物になったときの見栄えが感覚的に悪ければ、良くなるまで続けます。これでよし!という形ができるまで挑戦します。特に今回のようなアート作品では、見る人に何かを感じ取ってもらう必要があります。作りに妥協は禁物。また、自然が作り出す形状に寸法はないので、どれだけ「自然さ」を意識して表現できるかが重要になってきます。こういったお題の時は、細部に至るまで時間をかけてみることが大切だと思います。正面、側面方向の外形が終了したら表面に凹凸をつけていきますが、おっと、もうこんな文字数になっている・・(汗)。この凹凸の作り方、できれば内部ハニカム構造についても次回お話しさせて頂きます。お楽しみに!

 

【プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ】
プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ01 – SOLIDWORKS Industrial Designer
プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ02 -スケッチを描こう
プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ03 – 基本形状を作ってみよう
プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ04 – フリーフォーム(自由形状)で作ってみた!
プロダクト デザイナー阿武優吉ブログ05 – 完成を目指して
プロダクト デザイナー阿武勇吉ブログ06 – 3Dデータを二次利用してみよう
プロダクト デザイナー阿武勇吉ブログ07 – SOLIDWORKS Industrial Designerでアートに挑戦!

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大澤 美保

大澤 美保

ソリッドワークス・ジャパン株式会社 マーケティング部 ユーザーエクスペリエンス シニアマネジャー