[第42回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック

不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、「部品表とバルーン」の図面テクニック。

参照させる部品表(BOM)
コンフィギュレーションを複数持つアセンブリ部品の場合、1つの図面内に複数のビューと部品表(BOM)を作っておくと便利なことがあります。

しかし、1つのコンフィギュレーションのために作成した部品表(またはその一部)を削除しても、部品表と期待するバルーンの結果が一致しない場合があります。
残念ながらバルーンを再挿入してもこの状態は更新されません。

ここで、便利なオプションをご紹介しましょう。
バルーンを希望する部品表を参照しながら挿入する方法です。
図面ビューアイコンを右クリックし、ポップアップメニューから、「プロパティ」を選択します。(04)
表示されるプロパティウィンドウの、「バルーンオプション」で、「バルーンテキストの指定テーブルへのリンク」のチェックボックスを「チェック」し、参照する部品表を選択します。「OK」ボタンで、ウィンドウを閉じます。

 

 

 

 

 

こうすることで、期待するバルーンを表示させることができます。

部品表オプション
部品表(BOM)でサブアセンブリが含まれるアセンブリを操作する場合、問題が発生することがあります。
例えば、
1)サブアセンブリに含まれる部品が部品表(BOM)には表示されず、「サブアセンブリ」としてだけ表示される
2)または、サブアセンブリ自体が部品表(BOM)に表示されない
など、です。
ほとんどの場合が、サブアセンブリ構成の表示設定が原因です。この問題を解決するには、アセンブリ部品を開いて「コンフィギュレーション」タブに移動し、アクティブなコンフィギュレーションアイコンを右クリックして[プロパティ]を選択し、相当するオプションを設定することで解決できます。

「表示」を選択しておくことにより、「部品表」の「部品表タイプ」オプションの「トップレベルのみ」「部品のみ」「インデント」のオプションと組み合わせ、必要に応じて部品表に表示させるべき項目を変更できます。
用途に応じて表示項目も変更しましょう。

図面に関する「マジっすかシリーズ」の記事もお楽しみ下さい。

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