3DEXPERIENCE と SOLIDWORKS を用いた指導と自宅学習
私は、SolidWorks Corporation の Marie Planchard です。夫であるデイビッドのウースターウースター工科大学(アメリカ合衆国マサチューセッツ州)における、エンジニアリングデザインの授業はオンラインになりました。私たちは自宅で数台の 3D プリンターを用いて、医療関係者が顔を覆うための保護シート(以下、フェイスシールド)のフレームを作り、地元の病院やメディカルセンターに寄付することにしました。フェイスシールドの作り方などは、OPEN COVID-19 コミュニティからご確認いただけます。
デイビッドは授業の課題を 「新型コロナウィルスによるフェイスシールドの必要性」 に変更しました。学生たちは、OPEN COVID-19 コミュニティに参加し、世界中のデザインを見直しました。
学生たちはチームに分かれ、SOLIDWORKS Student Premium (学外で使用可能なライセンス) を用いてそれぞれフェイスシールドを開発しました。さらにそのアイディアをコミュニティ上にも投稿しました。
OPEN COVID-19 コミュニティは、3DEXPERIENCE プラットフォームのテクノロジーを利用しています。エンジニアやデザイナー、メーカー、学生は、フェイスシールド、ベンチレーター、その他の製品についても必要に応じてドキュメント化をしています。
教育者の方々はこのコミュニティを利用して、アイディアを授業に取り入れることが出来ます。学校に SOLIDWORKS 教育版が導入されていれば、先生方や学生は学外でも SOLIDWORKS ソフトウェアを利用することが出来ます。諸条件については、こちら をご確認ください。
デビッドはオーバーヘッドディスプレイを使って、生徒と一緒にデザインと機能を見直しました。 よいデザインでしょうか? シールドは 3Dプリンターで造形できそうでしょうか? 材料はどのくらい必要ですか? フットプリントとは何でしょうか? 造形にはどのくらい時間がかかりますか? 生徒たちは今、エンジニアリングという観点から地球規模で影響力のある現実問題に立ち向かっています。
OPEN COVID-19 コミュニティは、こちら です。
皆さん、元気に安全にお過ごしください。
Marie Planchard