テクノロジー プレビュー:SOLIDWORKS 2020
誰でも、開発中の新機能を垣間見ることができるとうれしくなります。そこで今回は、SOLIDWORKS Worldの会場でもオンライン視聴者にも好評だった2019年版テクノロジー プレビュー スキットをご紹介します。
SOLIDWORKS 2020のために当社の開発者が苦労して開発した素晴らしい新機能なのだから、自分たちで最初に公表したいと思いました。そこで、担当チームは放送とジャーナリズムに関する適切なトレーニングを受け、SOLIDWORKS NEWS NETWORKを制作しました。ホストはMark Barrow、Megan Duane、新人のMichael Steevesです。
最初は、Mark Schneiderがお届けする最新の気象情報。彼は猛吹雪に襲われ、明らかに不機嫌そうです。
Markは、気象通報装置を更新する必要があり、その過程を紹介します。時速約64km以上の風を簡単に捉えられるように風速計を再設計するのです。
スプラインのねじれ制御:
- G3連続または曲率制約の定率をスケッチのスプラインに追加できるようになりました。
画面に対する垂直断面図:
- 画面に対して垂直の断面図を作成できるようになりました。
- コマンドを使用しなくても、モデルを回転させることで断面図が更新され、拡大しても変わりません。
- 断面図の深さは、マウス スクロール ホイールとCtrlキーで制御できます。
SNNのニュース デスクに戻ります。スイーツを食べながらMarkのかわいそうな状況に同情するMichaelに、Meganがツッコミを入れます。
「何があろうとニュースを続ける」の精神で、Megan Duaneが、視聴者の多くに重くのしかかっているトピックを紹介します。
エンベロープ構成部品のサブアセンブリへの伝播:
- 特定のサブアセンブリにおいて、複数のサブアセンブリの構成要素をエンベロープ参照として選択できるようになりました。
SOLIDWORKS Routingの質量特性:
- ワイヤ、ケーブル、カバーの特性に単位長さあたりの質量が加わり、リアルタイムの質量特性が正確に更新されるようになりました。
Meganのレポートに続き、Mark Barrowが話し出します。2月も後半に入り、まもなく3月!そう、羊毛刈りの季節。いえ、「フィーチャー マッドネス」の時間です。Jeremy Regnerusがスポーツ情報をお届けします。
ダッシュボードからスポーツ情報を届けるJeremyが、3DEXPERIENCEプラットフォームによってSNNニュース チーム全体にもたらされるメリットを紹介します。続いて、スポーツ ファンに欠かせない、とても使いやすい新しいTVリモコンを設計しながら、ワークフローの一環としてプラットフォーム上で新しいアプリを活用する方法を説明します。
xShape
- SOLIDWORKS xShapeは、3DEXPERIENCEプラットフォームの3D細分化モデリング ツールです。
xDesign
- SOLIDWORKS xDesignは、3DEXPERIENCEプラットフォームのブラウザベース3Dパラメトリック モデリング ツールです。
3DEXPERIENCE Platform Connector for SOLIDWORKS
- SOLIDWORKSと3DEXPERIENCEプラットフォームのアプリ間のシームレスな相互運用を実現します。
SNNニュース デスクに戻ります。Jeremyの最新情報から「ダイビング」をイメージしたMichaelは、Meganの指摘を受け、関連性がある情報を発表し始めます。
Michaelは、新しくなったSpring Feverの動作を、特にSOLIDWORKS 2020の機能強化に絡めて、まじめに説明します。
柔軟な部品:
- アセンブリで、部品を柔軟に作成できるようになりました。
- 柔軟な部品は、参照箇所の変更に合わせて自動更新されます。
- 1つの部品の複数のインスタンスが、構成や関係式、別ファイルを使用せずに処理されます。
チームの新人がようやく番組に貢献できたところで、Markが次のニュースを紹介します。チャンネル3独自調査のレポーター、Yan Killyの登場です。
Yanは、SOLIDWORKSのシニア開発者を見つけ出し、次回のリリースの目玉となる開発の情報を「匿名」でリークしてもらうことに成功しました。
図面の詳細モード:
- 極めて大規模な複数の図面を数秒で開く新しいオプション
- アノテーション、バルーン、ビュー作成、寸法、交差をすべて使用可能
- 別ファイルは不要
- 終了時は[保存(Save)]をクリックするだけでPDF形式とDWG形式で保存
Yanには残念ながら、匿名の情報提供者の正体はすぐに明らかになりました。Kurtの警告どおりYanはすぐに「監禁」されましたが、豊富な経験と技術的能力を活かしてMarkに最終レポートのデータを送信できました。
図面のマークアップ:
- Windowsタッチ対応デバイスで図面にマークアップを使用できるようになりました。
- Windowsタッチ対応デバイスがなくても部品、アセンブリ、図面のマークアップを使用できるようになりました。
- 部品、アセンブリ、図面のマークアップをeDrawingsで使用できるようになりました。
今年のリリースの全機能をプレビューしました。加えて、それらすべてが3DEXPERIENCEプラットフォームを活用していることを強調したいと思います。最適な選択をしていたたくために、現在利用可能なすべての機能をご確認ください。以下に一部をご紹介します。
- Marketplace Make
- Drive
- Play
- xDesign
- Social Collaboration Services
SOLIDWORKS Worldのライブ プレゼンテーションとこのブログでご紹介した内容はすべてテクノロジー プレビューです。新機能は完成するまで改良が繰り返されるため、次のリリースでの搭載は保証されません。
今年のSOLIDWORKS World 2019に参加できなかった場合は、Model Mania受賞者発表と新機能紹介スキットを含む特別分科会セッションの動画をこちらでご覧いただけます。
是非ご活用ください!