SOLIDWORKS 基本操作 1分動画 – vol.14 SOLIDWORKS Simulation1
SOLIDWORKS Simulation 2016では、部品の動きのシーケンス化とメッシュ品質のコントロールが改善され、特にユーザーから要望の高かった機能を搭載。スペシャリストから解析初心者まで、いっそう幅広く活用いただけます。
【サイドリリースクリップ】
サイドリリースクリップでは、挿入と抜去の操作のパフォーマンスを検証することが重要。クリップを挿入および抜去する拘束は、0.5秒で挿入され、その位置に少し留まってから、0.25秒で抜去されます。
【シーケンシング機能】
シーケンシング機能は、操作全体で負荷を正確に計算でき、不自然な応力が発生しないという点がメリットです。信頼できるパフォーマンスデータを取得し、設計要件を満たしているか確かめることができます。
【アニメーション】
アニメーションでは、挿入後、サイドクリップが圧力を受け、抜去という一連の動きを確認できます。操作に必要な荷重を的確に把握し、要件を満たした設計を行うことができます。
【メッシュ断面機能】
Simulation 2016で追加されたメッシュ断面機能を使用すれば、内部メッシュ構造を的確に把握できます。この機能により、モデル内の任意の場所にあるメッシュの密度を簡単に調整できるようになります。モデル内部に複雑な形状を持つモデルでも、メッシュの品質を確認できます。
【自由度の拘束が不十分な部分を検出】
自由度の拘束が不十分な部分を検出する機能が新たに追加。シンプルな解析によって、完全に拘束されていないボディを検出し、自由度をフィードバックします。
【問題の表示】
ボディと自由度を1つずつリストアップします。自由度を選択すると、画面にボディがアニメーション表示され、どこにどんな問題があるのか明確に表示できます。
【解析の精度向上と解析時間の短縮】
新しいブレンド曲率ベースのメッシャーが追加され、直接スパースソルバのスピードアップも実現しています。SOLIDWORKS 2016は解析の精度向上と、解析時間の短縮を両立する最高のバージョンです。
SOLIDWORKS Simulation 2017は、お客様からご要望の多かった機能を拡充してます。新規ユーザーでも上級ユーザーでも、SOLIDWORKS Simulation 2017の機能の優れたパワーとパフォーマンスが設計を理解するために役立つことを理解していただいています。
【Simulationが処理を継続】
SOLIDWORKS Simulation 2017では、ユーザーが別の作業で忙しいときにシミュレーションを実行し続けるかを自動的に決定します。もちろん、ユーザーが確認できるようにすべての決定は記録されます。この新機能によって、Simulationが処理を継続でき、ユーザーが別の作業から戻った時に結果をすぐに準備できます。
【シングルコマンド】
シングルコマンドで、既存の静解析スタディから新しい非線形スタディに変換できます。これにより、前のスタディと比較したときに、プロセスが自動化され、作業時間を短縮でき、意図しない設定の相違点を軽減できます。
【静解析から非線形解析への切り替え】
静解析から非線形解析に変更する場合に、切り替えられます。これにより作業時間の短縮と、意図しない設定ミスを軽減します。
【解析結果を表示】
SOLIDWORKSグラフィックス領域で解析結果を表示できます。RealView GraphicsやPhotoView 360のレンダリングに反映させることも可能です。これらの機能を活用することで、より使いやすく、より効率的に設計検証を進めることができます。
【時間短縮】
SOLIDWORKS Simulation 2017では、製品の検証や解析結果の検討・確認、詳細な情報共有がこれまでになく簡単です。これによって、Simulationのエキスパートになるまでの時間を短縮し、解析結果を製品の性能、品質、信頼性の改善のために活用する時間を増やすことが可能です。
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