日本の全ての自動車メーカーをお得意様にせよ

2019年11月8日(金) 東京、11月12日(火) 大阪 SOLIDWORKS World Japan2019開催

100年に1度の激変期に直面している自動車業界。中でもCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の荒波にもまれているのが部品メーカーです。そんな劇的な変化に対応すべく、全社共通の価値観を持って一丸となって取り組んでいる企業が、「株式会社デンソー(以下、デンソー)」です。

今後、自動車は単純な移動手段ではなくなり、情報発信の基地になったり、街づくりの中で重要な役割を担っていくことは明白。自動車産業は、人間のくらしを便利で快適にするとともに、様々な技術、仕事を生むことで、労働者を増ふやし、社会全体をしっかり支えてきました。経済の中心だった自動車産業が、激変しているのですから、社会全体に何かが起ころうとしているのは当然のことです。自動車メーカーが、快適な自動車を作るための専門技術を培ってきた一方で、「電装」という電気関係の装置全ての技術、品質を守ってきたのが「デンソー」。自前主義だけでは、イノベーションを起こせないと言われているこの時代に、「デンソー」は、自動車業界と外の業界を結ぶ「橋」として、今後の社会を支えていく重要なポジションにいることは間違いありません。SOLIDWORKS World Japan 2019 では、デンソー 先端技術開発部から山本様をお招きし「試作レス、図面レス」という開発スピードの向上にチャレンジする興味深いテーマでご講演いただきます。

デンソーの今年の入社式は、昨年で稼働を中止した池田工場で執り行われました。取り壊す予定のカラッポの工場に新入社員が集められ、そこでは最後まで工場で働いた従業員が『俺たちはここで育った。デンソーはモノづくりの会社。工場は壊すけど我々の心はつながっている』とメッセージを残したそうです。一番の敵は、変われない自分達自身と語る社長の元、自分達自身を変えようとするデンソースピリットを知ることができそうです。

 

 

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