高いところの葉を食べるためにキリンの首が長くなったわけではない

進化は単なる結果にしかすぎない、というのがダーウィンの進化論です。

唯一生き残れるものは強い者でも、頭の賢い者でもない、変化できる者だ。
のような引用をされるダーウィンの進化論。難しい話をするつもりは全くありませんが、ダーウィンは、進化に「目的」があるとは考えず、進化とは単なる「結果」にすぎない、と考えた人です。高い所の葉を食べようとキリンの祖先が首を伸ばしてくれた努力のおかげで、ちょっとだけ首が長くなり、そのちょっとだけ首の長くなった親から生まれたキリンが、またちょっとだけ努力して首を長くし、そのちょっとだけ首の長くなったキリンから生まれたキリンが。。。で、キリンの首が長い?というのが正解だと言う人は多いかもしれません。が、これって実は「目的(高い所の葉を食べる)」があって進化した、というダーウィンの進化論以前の人達の考え方なのです。ダーウィンは、それを、生物の進化は、偶然の結果に過ぎない、と唱えた人です。

突然変異で親と違う形質を持って生まれた子は、恐らく生き残りにくいと考えられます。でも、たまたま生きる環境に合っていたために生き残り、それが子に伝わってさらに生き残る。という「結果」に過ぎないということです。そして、突然異変により多くの影響を与えるものは、「環境」のほう。というのがダーウィンの進化論です。

ビジネスにおける進化 Evolution は、一歩一歩の積み重ねが大きな変化を生む、ということのように感じます。
Kaizen 。日本から輸出されたローマ字、改善。非効率的なもの、無駄を減らすことで、プロセスの有効性を向上させる活動を日常的に行うこと、です。日本の企業では、長年に渡り「絶え間なく日常的改善活動」が行われてきた結果として、今の成功があると考えます。

その改善や、進化の文化に対して イノベーション(革新)と呼ばれる突然変異が登場してきたのです。ダーウィンの進化論で言えば、突然変異の方が生きる「環境」に適しているため、今後、生き続けるという「結果」になる、と言われているのだと考えます。市場では、「生き残りをかけた事業戦略」云々の記事が溢れています。新型コロナウィルスによって環境の変化にはさらに拍車がかかっています。

耳をふさいでいれば、時は流れ、また環境は変化するはず、と思うか、小さい突然変異を生む努力をするか。常に選択肢と向き合い、決断の「時」を見極める、私達エンジニアは、進化と革新の両輪を忘れてはいけない生き物なのだと思わずにはいられません。

市場調査を元にしたSOLIDWORKSからのメッセージeBook、第一章は既に、ご覧いただけましたでしょうか?
ふーん、と思って変化を俯瞰してみることもまた、小さな変異です。

 

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