[第34回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック
不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、「複合」
個性的なスマホスタンド。かなり色々ありますね。
素材で、機能美で、曲線美で、価格で?お客様の選択理由は色々ですが、ニーズに応えて様々な製品を作るのがエンジニアです。
上の2つのスマホスタンド、プラスチック、ウッド、金属などを素材とする板構造から作成するか、ワイアによる構造にするか、アプローチを考えてみましょう。
断面スケッチを描き、押し出し機能で、薄板フィーチャーオプションを使って作成することは容易に思いつきますね。
この部品と、2つめの部品(これも、押し出し:薄板フィーチャー)を作成するのは簡単です。アセンブリのできあがり。
これをワイヤー形状にするには、「複合」機能が効果的です。
また、都合の良いことに新しいスケッチを作ることなく、前述で作成した「押し出し」形状から、ラインを「複合」するだけです。
挿入>カーブ>複合 を選択します。
「押し出し」形状で作成された外郭エッジを、順番に選択します。一連の「複合」された線になるように選択して下さい。
ワイヤー形状を作成するために、フィーチャー>スイープを選択します。パスオプションで、「円形の輪郭」を選択し、パスとして、作成した「複合」カーブを選択します。希望する円形の直径を入力します。「結果のマージ」オプションに、チェックが入っていないことを確認しましょう。
フィーチャーのために新しくスケッチを作成しないアプローチ、試してみて下さい。
「結果のマージ」
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