板金部品を作れる電気設計者って、おかしい?
電気技術者として、通常は、詳細な回路図の設計やワイヤ、ケーブルのルート微調整に日々翻弄されています。
SOLIDWORKSが提供する素晴らしい機能があることは知っていましたが、私は、これらの機能を使って板金設計するのは、機械設計に長けた別のメンバーに任せています。
しかし、その時は、急にやってきました。あるプロジェクトが滞ってしまって、カスタマイズ可能なエンクロジャーの開発を担当していた私を助けてくれる「板金設計者」がいないのです。絶望的ではありましたが、仲間が、「本当に簡単だから使ってみてよ」と言っていたことを思い出し、SOLIDWORKSを使ってみる決心をしました。驚いたことに、そんなに難しくはなかったです。もちろん、プロフェショナルではないので、「それ、本当に製造できるの?」と聞かれたら、首をひねってしまうかもしれませんが。
板金部品を作成するには、5つぐらいのコマンドを覚えるだけでした。「ミラー」という、作成したフィーチャーを指定した平面面にミラーコピーする、ということなく、1つ1つフィーチャーを作るなら、2つのコマンドを覚えるだけです。まぁ、スケッチは別ですけどね。
このエンクロジャーを作るなら、主になるコマンドは、「ベースフランジ」と「エッジフランジ」だけです。それぐらい簡単です。前述の通り、実際に製造できるまでの詳細図面を作成するには、コーナーの処理も必要になるでしょう。
ただ、こんなにも操作が簡単なことは皆さんにも是非知って欲しいのです。板金モデルの作成方法は、ビデオでご確認下さい。
とめつぎフランジなそを含む、もっと複雑な板金形状作成の操作に関しては、ここ、もご確認下さい。SOLIDWORKSのバージョンを問わず参考になる動画です。
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