こんなことできるの?って、思っていますか?
高い製品品質。製品は壊れない。でも。。。不足の事態のために備えも必要です。
設計者が設計を前に進めるために実行する「設計検証」のためのSimulationは、多くの設計者が使用し、確実に存在感を示しています。
ここでご紹介するようなシミュレーションは、これまで、CAE(解析)専任者の分野の問題で、多忙な設計者のすべっことではない、というのは過去の話。
何故って、ハードウェアもソフトウェアも、なにより「設計者」も「エンジニア」も進化し続けているのですから。
落下シミュレーション
携帯。タブレット。安くは無いものをうっかり落としてしまい、画面を見て、さらにショック。なんていう経験はありませんか?
特定の製品では、落下の繰り返し試験によって品質保証をすることも多く、その手間と時間はばかになりません。落とす角度、高さ、考えられる状況を想定して、何パターンもの落下試験を実施しています。落下試験を一部、「バーチャル落下シミュレーション」で代用するアイデアはどうでしょう。落下シミュレーションのような、「衝撃」をシミュレーションし製品の破損(ダメージ)を予測するためには、以下の要素が重要です。
①衝撃直前の速度
②製品の重さ
③製品の材質と(床、地面など)ぶつかる相手側の材質
④接触する向き
⑤接触する面積
⑥固有振動数
これらの6つのパラメータを考慮した「品質保証」のための落下試験を想像すると、ゾっとします。ちょっとバーチャルシミュレーションを考えてみたくなりますね。
塑性加工
塑性加工は、1/1000 から、1/10000秒の間に平な金属の板を押し込んだり、曲げたりして形状を制作する技術です。「一発加工」は、エンジニアにとって大きな喜び。この塑性加工も実は、シミュレーションできるのです。塑性加工を解くために必要なSimulationツールには、以下のような機能が必要です。
①薄い板を表現するための効率の良い要素タイプ
②収束計算を必要としない効率の良い計算手法
③より正確な材料を表現するための手法
このキーとなる機能を備えていないSimulationツールでは、なかなか「塑性加工(塑性変形)」のシミュレーションは実現できません。
こんな複雑なバーチャルシミュレーションも、SOLIDWORKSモデルさえあれば、手軽に実現できる時代がやってきました。
ご興味のある方は、ぜひ、ここをクリックしてアクセスする、3DEXPERIENCE WORKS製品情報をご覧下さい。
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