[第26回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック

不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、「サブアセンブリ」

SOLIDWORKSでは、部品を組み合わせて構成していくことを「アセンブリ」と言い、複数の部品で構成されたモデルを「アセンブリ部品」または「アセンブリモデル」などと言います。

製品にも次々と派生品が誕生するような場合、既存のアセンブリ部品(モデル)の一部を、サブアセンブリとして、他の製品にも流用したい、という希望があります。または、様々な部品を構成していく過程で、サブアセンブリ化していなかったため、構築してしまった後で、機能別にサブアセンブリ化する必要がでてきたなど、理由は様々ですが、ここでは、構築してしまったアセンブリ部品(モデル)をサブアセンブリ化する方法をご紹介します。

1.既存のアセンブリ部品(モデル)を開きます。

 

2.サブアセンブリを構成する部品を選択します。Feature Managerツリーから選択することもできますし、グラフィクス領域から選択していくこともできます。SOLIDWORKSでは、複数のフィーチャー(部品)を選択する場合、Ctrlキーを押しながら、1つ、1つ、フィーチャーを選択します。グラフィクス領域で部品を選択する場合は、選択したフィチャーでは無く、「部品」を選択するという意味で、「部品」アイコンを続けてクリックすることを忘れないで下さい。

 

3.サブアセンブリを構成する部品を全て選択したら、Fature Managerツリーでハイライト表示されている部品アイコンのうち1つを右クリックし、「新規サブアセンブリ作成」を選択します。

 

4.編集された内容を示すダイアログボックスを確認し、サブアセンブリ化が正しければ、「移動」ボタンをクリックして下さい。

 

5.Feature Managerでは、アセンブリ部品内に、新しいアセンブリ部品(サブアセンブリ部品)が作成されたことを示すアイコンが作成され、構成する部品が識別できます。この例でもご紹介していますが、いくつかの問題が発生する場合があります。パターンや合致に影響が出る場合が多いのでご注意下さい。

 

最後に、作成されたサブアセンブリは、そのままでは、他のアセンブリ部品で流用できないことに注意して下さい。

流用できるようにするためには、作成された「サブアセンブリ」アイコンを右クリックし、外部フォルダに「アセンブリを保存」する必要があります。保存先には、現在、サブアセンブリファイルを構成している部品が保存されていない「外部フォルダ」を指定して下さい。

このワザを知っておけば、いつでも、アセンブリ、サブアセンブリ化ができますね!

 

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