[第21回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック
不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、「表示方向」
デフォルトの表示方向を変えて、自分の見たい方向と、表示方向の指定を一致させたいと思うことはありませんか?表示方向だけで、イライラしてたら、作業がはかどりませんよね?
例えば、デフォルト表示では、「等角投影」表示すると、倒れてしまうような部品。
「等角投影」ボタンを押したら、上向きに立っているような表示方向にしたい場合を考えます。
まず、メニューから、表示>表示コントロール>表示方向 を選択します。
等角投影表示において、グラフィクス領域の左下に表示される、X、Y、Zのグローバル座標系の、XZ面を、どの面と合わせると、希望する表示となるのかを考えます。ここでは、XZ面に、「底面」を定義すると部品が上向きに立った状態になることがわかります。
ステップは、3つです。
1)「底面」を選択します
2)「標準表示方向の更新」をクリックします
3)最後に、標準で表示して欲しい方向(正面)をクリックします
この操作により、「等角投影」ボタンをクリックすると、常に、上向きの状態で、部品が表示されるようになります。
1点、注意していただきたいポイントがあります。
最後のステップで、以下のメッセージが表示されますよね。
この操作は、図面ビューに影響を受ける場合があります。標準表示方向の更新、または、Z 上方向ビューを適用後に、図面ビューを作成し、標準表示のリセット、をすると作成した図面ビューが連動しますのでご安心下さい。
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