空飛ぶ車
未来からやってきた少年が操縦する「空飛ぶ車」は、もう60年前のお話です
空飛ぶクルマは、エアモビリティなどと呼ばれ、パーソナルユーズをはじめタクシーのような気軽な移動サービスを提供する新たな移動手段として注目が集まっています。話は変りますが、遡ること60年前。空飛ぶ車を操っていたのは、未来からやってきた宇宙人?だったようです。それもアニメの世界でのお話で、マッハ15(約18,500Km/時間)の超高速車。ちなみに、ロシアが現在開発している極超音速ミサイルシステム「アバンガルド」のスピードはマッハ20だそうです。技術進歩のなんと速いこと。
60年前のことはさておいて、現代に生きるエンジニアが「空飛ぶ車」を想像することはそんなに難しいことではないでしょう。「ドローン」と「レクサス」の技術を組み合わせるだけですよね?ということで日本でも既に「空飛ぶ車」の有人飛行試験が開始されています。日本で「空飛ぶ車」を開発しているのは、愛知県豊田市に開発拠点を持つSkyDrive。航空機やドローン、自動車のエンジニアが集うCARTIVATORメンバーを中心に発足した空飛ぶクルマの開発・製造・販売を行なうスタートアップ企業です。同社では、産業用途に荷物を運搬する「カーゴドローン」の予約販売を2019年12月に開始しており、「空飛ぶ車」については、今年夏にデモフライト、2023年には、販売開始まで計画しています。
「空飛ぶ車」のもうひとつの側面は、環境への影響です。ミシガン大学によって実施された研究では、通常の自動車とそのクラウドソリューションとがっつり組んだ「空飛ぶ車」のさまざまなシナリオと燃料消費に注目し、 驚くべき「エコぶり」を示したそうです。この「エコぶり」は、短い飛行(走行)距離では発揮できないようですが、100Km以上の長旅でその威力を発揮し、排気ガス排出量は、ガソリン車の半分。このうらやましい「エコぶり」で、「空飛ぶ車」の追求は絶対に価値のあるものだと思うのです。乗客を複数乗せてタクシーベースの長旅サービスを受けられたら、なんと楽しいことでしょう。ゆっくり?いや以外と早く、空を飛行しながら数100Km先まで、しかも大気汚染に配慮して。「現代自動車、空飛ぶ車の大量生産へ ウーバーエアと提携!」世界中の企業が取り組むべき目標であることは言うまでもありませんね。
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