ワークステーションパフォーマンスを最適化

SOLIDWORKSを使用するエンジニアは、会社の製品開発プロセスに必須の人財でしょう。

エンジニアが働く部門では、使用しているPCのパフォーマンスに関する情報が正しく伝わっていない場合もあるかもしれません。

当たり前のことのように思いますが、プロフェッショナルレベルのワークステーションでSOLIDWORKSを使用することで、エンジニアがPCとの応答時間を短縮すれば短縮できるほど、以下のようなメリットが期待できます。
● エンジニア一人当たりの生産性の向上
● 生産スケジュールの短縮
● 市場投入までの時間短縮
● より多くの検証とプロトタイピングを使った品質確保
● 設計変更のための対応時間確保

ハードウェアとの応答時間を改善されたことが実証されるために、「ベンチマーク」が存在します。様々な現実的モデルとシナリオを網羅した厳密なベンチマークは、結果的に、SOLIDWORKSユーザーの皆様の日々のエクスペリエンスに直結します。

Dassault Systemesで開発
Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)は、主要なハードウェアベンダーおよび企業で構成される非営利組織です。彼らの1プロジェクトグループが、この秋、SPEC’s Application Performance Characterization (SPECapc) をリリースしました。これは、SOLIDWORKSのパフォーマンスを計測するために開発されたソフトウェアです。このソフトウェアにより、ハードウェアベンダーは、SOLIDWORKS を実行するシステムのパフォーマンスを最適化でき、SOLDIWORKSユーザー様は、ベンチマークを実行し、結果を分析して、ワークステーションの購入および構成に十分な情報に基づいた購入意思決定ができます。Dassault Systemesとしては、将来のSOLIDWORKSリリースの品質保証テストに内部でベンチマークを使用できるというメリットが生まれました。

あらゆる機能をテストする
SPECapc には、グラフィックスとCPUのすべての機能を実行する更新された新しい10個のテストが含まれています。グラフィックステストは、標準および拡張グラフィックスモードの両方のパフォーマンスを測定できます。SOLIDWORKS Visualizeのレンダリングについても、特定のモデルを使用し、CPUレイトレーシングのパフォーマンスを測定します。

SPECapc for SOLIDWORKS 2019ベンチマーク用のスーパーカーモデル

ベンチマークで使用されるモデルは次のとおりです。
● Audi R8(車)— 715 MB、グラフィックス表示、CPUレイトレーシング
● Black Owl(デスクトップコンピューター)— 1.15 GB、グラフィックス表示およびCPUレイトレーシング
● Digger(パワーショベルカー)— 464 MB、グラフィックス表示、CPUレイトレーシング
● Ferrari (車)— 533 MB、グラフィックス表示、CPUレイトレーシング
● ジェットエンジン— 665 MB、グラフィックス表示、CPUレイトレーシング
● Menjac(モーターアセンブリ)— 514 MB、グラフィックス表示
● モーター—392 MB、グラフィックス表示
● SpaceShipCrawler(NASAクローラートランスポーターモデル)— 2.3 GB、グラフィックス表示
● スーパーカー(ガルウィングドア)— 822 MB、グラフィックス表示
● テスラタワー(電波塔)— 495 MB、グラフィックス表示

ダウンロード可能です
SPECapc for SOLIDWORKS 2019ベンチマークは、SPEC Webサイト(www.spec.org/gwpg)から2段階の価格体系でダウンロードが可能になりました。一般価格は、は2,500ドルです。現在、AMD、Dell、富士通、HP、Intel、Lenovo、およびNvidiaを含むSPEC / GWPGメンバーは、メンバーシップ特典としてベンチマークライセンスを取得しています。

* 本モデルは、SOLIDWORKSの長年の ユーザーであるJay Patterson(工業デザイナー)のご厚意により作成されたものです。

 

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