[第13回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック
不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、「コマンド検索」ウィンドウ
設計者には、それぞれにお気に入りのコマンドがあります。お気に入りの良く使うコマンドはあるのに、どこにあったのかを忘れてしまう可能性があります。常に使う「コマンド」にアクセスするために、SOLIDWORKSインターフェイスには、いくつかの領域がデフォルトで用意されています。
メニューバー
コマンドバマネージャー
どちらのツールもSOLIDWORKSユーザーに人気のある選択肢ですが、コマンドをいつでもすぐに使えるようにするための、別のアプローチがあるとしたら知りたいくないですか?ここでは、「コマンド検索」機能をご紹介します。この機能を使用すると、頻繁なマウスの動きに依存せず、画面の右上隅にある1つのウィンドウからコマンドを検索して、アクティブにできます。この機能を使うと間違いなく操作時間が節約されます。また、コマンドによりアクセスしやすくするための簡単なカスタマイズオプションもご紹介します。
コマンドの場所を検索する(動画1)
「コマンド検索」ウィンドウの右にある、ドロップダウン矢印をクリックし、リストから「コマンド」を選択します。「コマンド検索」ウィンドウにキーワードを入力し、該当するコマンドが検索されたら、目のマーク(コマンドの位置を表示)をクリックすると、マウスカーソルが選択できるコマンド(目的地)の場所に自動的に移動します。検索したコマンドが、希望するコマンドそのものだったら、そのままクリックして下さい。フィーチャーマネージャーには、もうコマンドを使用する準備ができています。アイテム表示を切り合えたり、どこにあるのかわからなくなってしまった隠れているコマンドを見つけるのに便利です。
コマンドをアクティブにする(動画2)
検索ウィンドウで、コマンドが検索されたら、希望するコマンドを選択するだけでアクティブ化できるものもあります。例えば、「曲率表示」などのコマンドは、マウスをメニューに移動する必要なくアクティブになります。
「検索コマンド」ボックスから良く使うコマンドを追加する(動画3)
「検索コマンド」ウィンドウを使って、ユーザーインターフェイスをカスタマイズすることもできます。左マウスボタンを使用して、検索ウィンドウからコマンドマネージャーにコマンドをドラッグします。こうしておくことで、良く検索し、良く使うコマンドが常に表示されることになります。
コマンドマネージャーからのコマンドの削除(動画4)
気に入っていたコマンドでも削除する必要がある場合もありますね。そんな時は、Altキーを押しながら、表示させないコマンドをグラフィクス領域にドラッグするだけです。コマンドの追加や削除がとても簡単にカスタマイズできることがおわかりいただけましたでしょうか?コマンドを覚えず、コマンドの場所を探さず、直観的にする「コマンド検索」で、より使いやすい「あなたの環境」にカスタマイズして下さい。
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