[第12回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック
不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、Visualizeの「Easyモード」
物理的にプロトタイプを作成することなく、製品を紹介するために高画質のマーケティング資料を作成する必要はありませんか?SOLIDWORKS ProfessionalまたはPremiumをご購入で、保守契約継続をしているSOLIDWORKSユーザーは、高画質のレンダリングを数分で作成できるツールにアクセスできることはご存知ですよね? 数分で、高画質レンダリング画像を作成する方法をご説明しましょう!
1)まず、SOLIDWORKS Visualizeを「アドイン」します。
2)次に、「SOLIDWORKS Visualizeタブ」をクリックし、「シンプルエクスポート」コマンドをクリックします。
3)この2ステップだけで、SOLIDWORKS で作成していたアセンブリまたは部品ファイルがSOLIDWORKS VIsualizeに転送されます。
4)SOLIDWORKS Visualizeでは、まず「スペースキー」を押してください。これで、Easyモードに設定されました。Easyモードが起動しているかどうかは、表示領域下に5つのアイコンが表示されているかどうか、で判断できます。Easyモードでは、左から順番に「ペイント」「シーン」「カメラ」「レンダリング」と操作していくだけです。
5)まず、「ペイント」アイコンをクリックします。表示領域には、「外観」ダイアログが表示され、希望する「外観」を割り当てることができます。「Library」や、「Cloud」といったオプションを利用して、様々な「外観」を検索し、希望する外観を設定することができます。
6)次に、「シーン」アイコンをクリックします。「シーン」は、周囲の環境のことです。外観と同様、「Library」や、「Cloud」といったオプションを利用して、様々な「シーン」を検索し、希望するシーンを設定することができます。図5に示すように、「新規照明」を追加して、ハイライトを強調する位置を指定することもできます。
7)次は、「カメラ」です。明るさを変更することはもちろん、スマートフォンなどにも搭載されているような「モード」を使って、雰囲気の異なるレンダリング画像を作成する機能もあります。
8)最後は、「レンダリング」アイコンをクリックするだけ。デフォルトでは、「高速」モードでレンダリング画像を、JPEG形式で出力します。
シンプルで直感的なユーザーインターフェイスを備えたSOLIDWORKS Visualizeは、Easyモードを使えば、あっという間にコンテンツ作成が可能です。これだったら、CADの操作に詳しくないマーケティング部のスタッフでも直ぐにすばらしいコンテンツの作成を開始できそうですね。
さぁ、製品に「命」を吹き込んでみましょう。
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