[第9回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック
不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、「アセンブリ可視化」
SOLIDWORKS アセンブリ可視化機能は、部品レベルまたはモデル全体のパフォーマンス分析や構成の調査など、さまざまなタスクに使用することができます。任意のプロパティまたは内部的に計算されたデータ(数値またはカテゴリ)に基づいて、アセンブリの各部品をカラースケールを使ってペイント分類する強力なツールです。また、アセンブリのカスタムプロパティの表形式出力をExcel .XLSにするオプションもあります。
まず最初の例では、設計の総質量に対する各部品の占める割合(貢献度)を表示させます。 (図1 –アセンブリ視覚化機能を使用して重い部品を理解する)
この機能は、直感的に理にかなっています。何故なら、ほとんどの部品は、数値プロパティを持っているため(エンジニアの皆さんは、Massカスタムプロパティを定義していますよね?)、スケールを順序付けて色別に表示することはいたって簡単なのです。従って、アセンブリ可視化機能を使って、設計しながらどのような情報をキャプチャするかを予め考えておきプロパィに加えておくだけなのです。
プロパティは、数値データだけでなく、分類のためにも使用できます。例えば、「材料」そのものです: (図2 材料などの分類データの表示)
または、チームで、またはプロジェクトマネージャーとして、各コンポーネントの「ステータス」をプロパティに記載しておくことで、分類、確認できます。 (図3 –「ステータス」をプロパティに記載することで分類)
最後に、SOLIDWORKS内部に存在する通常カスタムプロパティとは呼ばれない情報があり、これがアセンブリを構成する部品の分離に役立つ場合があります。それが、「パフォーマンス分析」です。「部品を開く時間」「再構築時間」など、パフォーマンスの原因となる構成部品を分離するための有用な指標を示す新しいボタンもありますので、試してみて下さい。(画4 –アセンブリパフォーマンスの要因特定)
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