[第5回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック
不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、「合致」
吸い付けられるようにスムーズに合致位置を決められたら、ウキウキしませんか?「マグネット合致」機能で、一発合致できるんです。
共通する接地平面と接続点を定義することにより、コンポーネントを別のコンポーネントの近くにドラッグアンドドロップして配置するだけで、所定の位置に磁石で吸い付けられるようにアセンブリされます。
マグネット合致を設定するワークフロー:
1. ツール>Asset Publisherを使用して接地平面を定義する
2.接続点を定義する
3.マグネット合致を使用して部品を挿入し、目的の位置にスナップする
キーボードショートカットキーは、マグネット合致を使用して接続ポイントを切り替えるときに便利です。固定されていない部品に関連付けられた接続点を循環して選択する場合は、左角かっこ「[」を使用し、固定部品の接続点を循環して選択する場合は、右角かっこ「]」を使用します。これらのキーボードショートカットキーは、システムオプションを使用してカスタマイズ可能です。
複雑なセットアップをする場合は、以下を考慮すると良いでしょう:
1「オプション」>システムオプション>パフォーマンス、を使用して、「マグネット合致の近接」度を調整します(パフォーマンス下)。近接度を小さくすると、マグネット合致を適切な位置にスナップするために、合致させる部品は、より近くにドラッグする必要があります。
2.マグネット合致は、ロックされるまで合致は固定されていません。マグネット合致スナップ動作を制御することができます。
3.「マグネット合致をロック」することにより、マグネネット合致された部品どうしが離れるのを防ぎ、固定されたままで、一緒に配置されるようになります。
4. SpeedPakでマグネット合致を使用できます。
SOLIDWORKS 2019の新機能:
SOLIDWORKS 2019では、大規模デザインレビューモードでもマグネット合致を使用できるようになりました。大規模デザインレビューモードでは、接触平面と公開された参照フォルダーの両方を表示できます。さらに、接触平面フィーチャを作成、編集、および削除できますが、参照を編集することはできません。
レイアウト段階で、後で移動させる可能性がある部品、またはサブアセンブリには、かなり使えます!
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