[第1回]え、マジっすか。そんなの知らなかったテクニック 

不定期で、「そんなの知らなかった~」テクニックをご紹介していきます。今回は、「仮想線」

スケッチにおける「仮想線」
スケッチの途中で、実際に点を共有しなくても、2本の線の交差する位置を表す点が必要な場合があります。これらのポイントは、もちろん作成することができ、SOLIDWORKSでは「仮想線」と呼ばれます。

スケッチフィレットを使用している場合
[ スケッチフィレット] コマンドを使用している場合は、下の図1に示すように、「スケッチフィレット」コマンドのPropertyManagerで「拘束された角を保持」オプションがアクティブになっている場合、2本の直線が交差する(拘束されている)点は仮想線として保持されています。

「スケッチフォレット」を使用していない場合の、仮想線はどうなるのでしょう。とても簡単に交差点を見つけることができます。延長した場合に交差すると考えられる2本の線を選択 し、それらの線が選択されている状態のまま、CommandManagerの[スケッチ]タブで、[ 点 ] コマンドをクリックします 。ビンゴ!仮想線が作成されました。これは、下の図2に示されています。ここでは、直線の交点になります。

直線を描きながら、マウス操作によって、「接線」を描く方法を覚えていらっしゃいますか?マウスを、書き出しのポイント(直前に終了した端点)に一回戻すことによって、直線から、接線を描くように自動的に変更されます。この方法を使って連続に描かれた、直線ー接線ー直線 のグループに、[ 点 ] コマンドをクリックして追加することで、「仮想線」および交点(頂点)を制御した連続線を調整することも可能です(下、図3参照)。

 

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