マルチボディってなに?

SOLIDWORKS は、 インポートするソリッド ボディ上のSOLIDWORKSフィーチャーを認識させることができます。認識されたフィーチャーは、もちろん、SOLIDWORKS を使って作成したフィーチャーと同じように取り扱うことができます。

SOLIDWORKSの部品ドキュメントは、複数のソリッド ボディを含むことができます。例えば、車輪を設計する場合、リムと車軸の要件は明らかになっているとしましょう。ところが、スポークの設計方法は指定されていません。このような場合、マルチボディ部品を使用すると、まずリムと車軸を作成してから、それらの「ボディ」を接続する「スポーク」を作成することができます。マルチボディ ソリッドは、個々のソリッド ボディと同じように操作できます。たとえば、フィーチャーの追加や変更、ソリッド ボディの名前や色の変更も可能です。単一の部品ドキュメント内で、ソリッド ボディが作成されると、 FeatureManager デザインツリーにソリッド ボディ (Solid Bodies) フォルダーが 表示されます。ソリッド ボディ(Solid Bodies)フォルダー の隣に表示される括弧内の数は部品ドキュメント内のソリッド ボディ数を表します。

マルチボディを使った、モデリングのテクニックをご紹介しましょう。「ボディ交差」では、組み合わせフィーチャーとその共通部(Common)オプションを使用します。
「ボディ交差」を使用すると、複雑な部品をごくわずかな操作ですばやく作成でき、パフォーマンスの向上につながります。この操作は、複数のソリッド ボディが交差した部分だけを残すというものです。2 つまたは 3 つの図面ビューで完全に表現できるモデルでは、ほとんどの場合、このテクニックを利用して、2 つまたは 3 つの押し出しソリッドが交差した部分を取り出すことができます。押し出しスケッチには、2 つまたは 3 つの図面ビューで表現された実線を使用します。

下の例は、このテクニックを 2 つの押し出しフィーチャーの交差部分に適用したものです。

 

上記で説明されている部品を作成するには、ベース部品から開始します。
ベース部品の重複する部分だけを残すために、組み合わせ(Combine)フィーチャーの共通部(Common)オプションを選択します。

「マルチボディ」早速、使ってみましょう!

 

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