素晴らしいコミュニティ

始めてSOLIDWORKSを使ったときのことを思い出してみてください

何年でしたか?あなたの人生で何が起こっていましたか?そして、なぜSOLIDWORKSを使い始めたのでしょう?

読者のうち何人かの人は、大学に在学中にSOLIDWORKSに出会ったのかもしれません。
新しい仕事に就いたとき、または、会社がエンジニアの設計プロセスをなんらかのカタチでこれまでの方法とは別な方法で実現することを選択したときに、SOLIDWORKSを使い始めたかもしれません。
そして、設計者やエンジニアは、SOLIDWORKSが大好きですよね。SOLIDWORKSが好きなエンジニアは、いつのまにかバケツ一杯になり、そして世界中にあふれ出しました。

数週間前、私は念願のDr. Mac Quantzに会うことができました。Macはオンタリオ州の心臓血管外科医で、心臓血管外科手術の実施に関連する問題を解決するためにSOLIDWORKSを使用しているユーザーです。

MacのSOLIDWORKSの旅は、生物学的コストを削減し、
学生が利用しやすい手術シミュレーションを実現する方法を探すことから始まりました。
それ以来、彼は、あらゆる種類の医療専門家が自身の教育デバイスを作成することを
支援することになったのです。

 

心臓手術はどのように行うのか、考えてみて下さい

バスケットで、ジャンプシュートを練習したければ、公園に行って、決めたショット位置から何回もショットを繰り返します。ボールの移動は、まさに「バイオメカニクス」。ボールの運動を力学的に観察しながら練習を続けるでしょう。

シュートが成功するためには、この成功に関連する体のすべての部分、姿勢、腕、足など(実際は、もっとですが)を一貫して同じようにキープすることに注力する必要があります。 意図的な動きで同時に一連の動作をする必要があります。

自分が希望するだけ、何日でも何回でも練習できるのです。

 

バスケットのシュート練習と、「心血管手術」の練習とを比べてみてください。

まず、もし私が、あなたが、例えば、生きている人間で心臓手術を「練習」しているなら、リスクは大きい。とてつもなく大きいのです。、シュート練習なら、1回のジャンプシュートを外したとしても、すぐに次のシュートを打てば良いことを知っています。そんなに大きな問題ではないと思っています。一方、私達は、生きた人間で「心臓手術」を練習し、失敗したら、どんな結果になるかをわかっています。大きな問題です。

 

Mac、は元NASAフライトディレクターのジーンクランツの言葉を引用しました。「失敗は選択肢ではない」と。
また、「手術時間は非常に短くなっています。また、患者さんは、誰が手術を行っているのか、についてとても関心を持つようになりました。心臓手術の正確さは驚異的です」とも。

 

あなたは、心血管外科医は、その瞬間に、手術を必要としている人間の心臓でしか練習する方法がない、と思っていませんか。そう、正解なのです。もちろん、多くの研究や事前の多くの情報は関与しています。また他の外科医の手術の様子を視覚的に繰り返し見ることはできます。
しかし、シュート練習を思い出してください。ステフィン・カリー(Steph Curry,NBAバスケットボール選手)が、数え切れないほど多くの3ポイントシュートを決めるのを見てきました。TVを見た、ビデオを何回も見た、というだけで自分のシューティングが飛躍的に上達したと言えますか?答えは、残念ながら「いいえ」です。

 

Macは、こんな話もしてくれました。Macが心臓手術をするところを何度も見ていた、尊敬されているお医者様の話でした。このお医者様が、ある患者を自分の手で手術しようとした、まさにその瞬間のお話です。患者さんの心臓を診て、手が止まり、凍りついてしまったそうです。Mac自身は、このお医者様に助手として手術を手伝ってくれるように頼まれており、立ち会っていたそうです。

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何が問題だったのでしょう。
このお医者様は、「私は、いつもこの光景の反対側から見ていたのです。100回も。しかし、こちら側の光景は、180度異なります。私は、完全に自分自身を失っています。ここで何をしているのさえ分かりません」と。
Macは、この事実を深く考えました。ただ「別の方向」だった、というだけで、彼の手術に関する能力の問題では無いと断言もします。練習する最適な方法に巡り合えなかったことが原因であると。Macは、手術シミュレーションの重要さに改めて気づいたのです。

長年にわたり、豚の心臓を使って僧帽弁手術の練習を行うなど、多くの物理的実践方法が導入されてきました。外科医は教科書、講義、他の医師の手術観察だけから得た知識だけでは、実際の手術を実施することはできません。たとえば、ブタの心臓を使って手術練習することは、人間の心臓を使って練習するのと同じぐらいの危険が伴いますが、人間の心臓で練習するほど、生物学的な価値として高価ではありません。しかし、命ですから、実施が制限されるのは当然です。

以下に示すのは、SOLIDWORKSで作った外科手術用シミュレーション用デバイスの例で、Macが作成したものです。生物学的リスク/廃棄物の問題、および練習時の携帯性の問題、全てをクリアしています。

左側の、太い動脈から(下チューブから流入し、静脈(上チューブ)を通って流出します。
中央(水槽)の上側が、右心房です。

 

このようなツールを使用して、誰かに、新しいテクニックをトレーニングすることができます。
ブタの心臓では、心臓を調達するだけでなく、練習したいときは常に研究室を使用する必要があります。Macが考えたのは、手術のシミュレーションは、①安全に何度でも練習できる②アパート、自宅、場所を問わず練習することがでる、ということです。
MacがSOLIDWORKSを使って、練習用ツールを製作できることがわかると、Macの同僚は、彼の外科医として、また設計者としての脳をもっと活用しようと様々なアイデアを持ち込んでくるようになりました。「最近では、泌尿器科の医師のためにツールを作りました。彼は、木曜日に電話をかけてきてきたんですが、1週間以内には、彼の机にツールを届けることができました。コンセプトからモックアップを作り、SOLIDWORKSを使って設計、最終的には、プラスチック部品にしたかった。もちろん、型も作りましたよ」

MacのSOLIDWORKSの旅ストーリーは、コミュニティの多くのユニークなストーリーの中でも超ユニークなものです。
なぜMacは、本職の外科医とは別に、医療専門家向けの新しいツールを作り続けるのでしょうか?
Macは言います。
「私は人々を楽しんでいます。それはお金のためではありません。これらのツールは、手術室の外で人々にスキルを教えることができる。私の手術をわざわざ見学する必要はないのです」

SOLIDWORKSユーザー様の多くは、訓練を受けた機械設計者とエンジニアです。
メーカーの方もいらっしゃるでしょう。発明家かもいるかしれません。そして一部には、Macのように心臓外科医も存在するのです。
すばらしいコミュニティです。

 

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