SOLIDWORKS WORLD JAPAN フィナーレを飾る
SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2019は、過去最多のお客様を迎え、終了いたしました。
1999年、SOLIDWORKSは、パームスプリングス(米国、CA)で第1回目のSOLIDWORKS WORLDを開催しました。創立者の1人であるJon Hirschtickが、プレスイベントにおいてSOLIDWORKS誕生秘話を公開し、将来展望について熱く語った瞬間でもあります。
日本では、 1999年2月、ソリッドワークス・ジャパン創立前の1998年11月14日に東京・東陽町の「イースト21」で開催し、600名以上の来場者にご来場いただいた「SOLIDWORKS SOLUTION WORLD JAPAN(SWSW)」を開催しています。ご周知の通り、アメリカの「イベント」は、爆音と大スクーリン映像、MCパフォーマンスによる気持ちの高揚が、一気にその場を盛り上げるのに対し、日本の「イベント」は、ダークスーツで埋め尽くされ、シーンと静まり返った厳かな会場。1990年代後半でさえ、社会人向けイベントでは、サプライズ演出など考案する企業は皆無だったのですが、SOLIDWORKSは、この会場に「仕掛け」を作り、来場者に「サプライズ」をプレゼントさせていただきました。第1回目のイベントを懐かしく思い出してくださる読者がいて下されば嬉しい限りです。2006年には、現在のSOLIDWORKS Simulationの前身、コスモスジャパン日本法人の統合を経て、本社と同じポートフォリオになったことから、現在の「SOLIDWORKS WORLD JAPAN(SWWJ)」のイベント名が誕生しました。最初の1998年から数えると第22回目が今年2019年のイベントであり、実はそれはSOLIDWORKSが1995年12月に世にリリースされてから、ありがたいことに記念すべき25周年の節目の歳に当たります。
過去最多のお客様のご来場により、「SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2019」において「SOLIDWORKSの世界、ものづくりの世界の今と未来を、そしてSOLIDWORKSの選択が正しいこと」をセッション、展示、ネットワーキングを通して体感し、最強なコミュニティ、エコシステムであることを実感していただけていれば、主催者としてこの上ない喜びです。
さて、基調講演では、CEO ジャン・パウロ・バッシが、来年2月に開催される「3DEXPERIENCE WORLD 2020」の開催を宣言しました。「SOLIDWORKS WORLD」というイベント名を締めくくり、来年からは、日本におきましても「3DEXPERIENCE WORLD JAPAN 2020」へバトンを渡します。SOLIDWORKSユーザー様におかれましては、さらなるソリューションを発見する場として、まだSOLIDWORKSを知らないお客様には、イノベーションに触れる機会の場として、是非、来年のイベントにご参加いただければ幸いです。
末筆になりますが、SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2019へのご来場、誠にありがとうございました。来年も皆様にお会いできることを、社員一同、心より祈念しております。