「最後の1マイル」の意味

ラストワンマイルは、直訳すると「最後の1マイル」です

最寄りの基地局から利用者の建物までを結ぶ、通信回線の最後の部分で物理的な長さではなく、通信事業者と利用者を結ぶ最後の区間という意味で使用されます。

物流業界においてもこのラストワンマイルをめぐる攻防があります。一般の消費者が、お店で商品を購入し自宅に持って帰るという行為はセルフサービスになりますが、自分の好きな時間に注文できて、自宅まで届けてもらえるネット通販が盛んになったのも、この「最後の1マイル」を消費者にうまく提供しているからだと言えます。また、小売業では昔から、「物流を制すものが、ビジネスを制す」とも言われており、その象徴が、世界最強の実在する小売企業である「ウォルマート」、最強のバーチャル小売企業である「アマゾン」です。いずれにせよ、「最後の1マイル」と切っても切り離せないのが、「宅配業者」であり、常にお客様満足度1位を誇るのが、「ヤマト」ではないでしょうか。

「最後の1マイル」は、なぜ大切なのでしょう。釈迦に説法になるかもしれませんが、そうです、最後に製品を受け取るお客様との「接点」、例えば店舗従業員や、宅配事業者の配達ドライバーの「サービス品質の良悪(接客、配送時間の正確さ等)」が、製品と関係ないところで、次回以降の競合他社との商品・サービス購入時の差別化ポイントになりかねないからです。この社会インフラとも言える「宅配業」を軸に、常に次の「ビジネスモデル」を確立させようと画策してる、ヤマト。

SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2019では、ヤマトロジスティクス株式会社 営業統括本部 営業企画部から、清水さん、白鳥さん、髙柳さんの3名をお招きし、異業種ヤマトの狙う「ビジネスモデル」、「目指すスピード、目指すイノベーションとは何か」そして「そこにクラウドがありなのか」をお話いただきながら、製造業の皆様のビジネスのヒントをお持ち帰りいただきます。

SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2019 東京会場だけの特別セッションです。ご来場いただた皆様へのSOLIDWORKSの「ラストワンマイル」になれば幸いです。

 

 

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