「G」マークの価値
2019年11月8日(金) 東京、11月12日(火) 大阪 SOLIDWORKS World Japan2019開催
グッドデザイン賞はデザインの優劣を競う制度ではなく、審査を通じて新たな「発見」をし、Gマークとともに社会と「共有」することで、次なる「創造」へ繋げていく仕組み、だそうです。グッドデザイン賞では常に向き合うべき根源的なテーマとして5つの言葉を「グッドデザイン賞の理念」として掲げています。
人間(HUMANITY) もの・ことづくりを導く創発力
本質(HONESTY) 現代社会に対する洞察力
創造(INNOVATION) 未来を切り開く構想力
魅力(ESTHETICS) 豊かな生活文化を想起させる想像力
倫理(ETHICS) 社会・環境をかたちづくる思考力
イノベーション(Innovation)という言葉は、経済学者による経済発展論の中心的な概念であり、もとは企業家の行為を指すもの。それに比べると、グッドデザイン賞の理念は、エンジニアにはとても直観的です。「人の心を動かすカタチづくり」をコンセプトに最新の技術と設備を積極的に取り入れ、市場のニーズに合わせたソリューションを提供するスワニーは、今年、グッドデザイン賞を受賞しました。 スワニーのプロフェッショナル魂は、3次元製品設計のお手伝いをするだけに留まらず、3次元データを駆使してアイデアを迅速に「カタチ」にするところまでお客様に寄り添う事業を展開しています。その過程の中で生まれたのが、3次元プリンターで造形した樹脂型を用いて、射出成形、プレス加工、メタルインジェクションを行う技術「デジタルモールド(特許出願済)」です。ものづくりの変革に取り組むスワニーは、今年、地元企業とコラボレーションし新しい業界「医療分野」へ進出。SOLIDWORKS WORLD JAPANでは、スワニーの代表取締役、橋爪さんをお招きし、「3Dプリンターで具現化できる世界」をご紹介いただきます。会場では、スワニーの「グッドデザイン」に触れることができるのでしょうか。お楽しみに。(グッドデザイン賞 https://www.g-mark.org/ より)