「モデル」タブと「シート」タブ
DraftSightを起動して、画面の下部に、「モデル」、「Sheet1」、「Sheet2」表示されているタブがあることに気づいている人は多くないかもしれません
「モデル」タブ(モデル空間)では、描画(図面)と設計ができます。すべてを1:1のスケールで描画しています。モデル空間は巨大なので、スペースに困ることはないでしょう。
下に示す家の間取り図は、実物大で描かれているので、寸法を確認すると、すべてが1:1の別な縮尺を適用しない正しいサイズになります。ビューポートを使用すると、さまざまな縮尺で特定の図面領域を拡大および縮小できます。
それがモデル(空間)タブです。
簡単に言えば、すべてがフルスケールで描画される巨大な描画ボードと考えてください。
次に、「シート(Sheet)タブ」(シートスペース)について説明します。ここでは、新たに「シート」を追加し、図面をレイアウトし、ビューポートで縮尺を設定しているイメージで説明しています。
ビューポートを使用すると、異なる縮尺で、図面の複数ビューを持つことができます。下の図は、ビューポート(ビュータイル)から、3.左、を選択し、左側の尺度は、1:50、右側の上下ビューでは、1:20でスケールされています。
つまり、「シート」タブでは、図面を明確にレイアウトするのに役立ち、タイトルシートやメモなども追加できます。
一言で言えば、「モデル」タブは、図面を作成するためのもので、「シート」タブはその見栄えを良くするためタブとい言うべきでしょうか。