世界中で医療用PPE(Personal Protection Equipment)が不足する事態に救世主
無くてはならない医療従事者の皆さんが着用すべき、医療用PPE(Personal Protection Equipment)が不足する状況。
何か支援できないだろうか?ものづくりをしている皆さんならきっとそう思うはず。ある英国人グループは、まったく同じことを考えて3DCrowd(UKのボランティア支援サービス団体)を思い出したそうです。彼らは、CADソフトウェアまたは3Dプリンターを扱える人達が協力して、顔の保護用バイザーのヘッドバンドを3Dプリントできないか、と考えました。
まず、ボランティアは、3DCrowdにボランティア登録します。作成しようとしているヘッドバンドの印刷に必要なデザインファイルを送信します。ボランティアが、ヘッドバンドを印刷し、3DCrowdに納品します。3DCrowdは、クリアプラスチックフィルムを装着して、最終的な保護用バイザーを作成します。これらの保護用バイザーは、英国の医療従事者に無料で提供されるというものです。
これは英国を拠点とするボランティア活動であるため、英国国内の誰でもすぐに登録でき、支援活動ができます。英国人でない人はどうすれば良いのでしょう。世界には、たくさんのボランティア支援団体があります。きっと、同僚と話し合って、すぐに参加できるでしょう。このブログを読んでくださっている皆さんは、恐らく、すでに何らかのCADツールを持っている、と信じています。DraftSight公式ブログで言うのもおかしな話なのですが、DraftSight Premium®では 、このような3次元モデルにも対応する完全な3Dモデリング機能を備えています。もちろん、2次元環境でも保護用バイザーのヘッドバンドを作成できる人はたくさんいるはずです。
違う考え方をする時です。私たちはお互いに支援し合う必要があります。離れていても、医療従事者の皆さんが必要な医療PPEを手にすることができているのかついて考える必要があります。支援は、オフィスからでも、自宅からでも、安全に行うことができる時代です。
困難な時期ではありますが、安全を確保し、お互いを支え合いましょう。
(ここで掲載されている全ての画像は、 3dcrowd ukから提供されたものです)