高校生3年生 お見事CSWE合格!

CSWE は受験の前提条件がある非常にハードルの高い試験で、SOLIDWORKSの認定試験の中で最上級の資格です。

この試験に岩手県立水沢工業高等学校の高校3年生が見事合格しました!阿部拳斗さん(電気科3年)、大森翔太さん(機械科3年)、おめでとうございます。おふたりは日々、切磋琢磨しながら追い込みをかけたそうです。合格までの道のりを無線・情報部顧問の梅村吉明先生にご紹介いただきます。

本校は岩手県奥州市に所在し、機械科(M)、電気科(E)、設備システム科(S)、インテリア科(I)と四つの学科を有し、生徒数418名で50年の歴史がある。ちなみに奥州市は米国メジャーリーグ エンゼルスで活躍している大谷翔平選手の出身地でもある。

今回合格した阿部と大森の両名は、無線・情報部に所属している。このクラブは部名からも分かるとおり、本来は無線と情報(コンピュータ)について勉強するためのクラブであるが、現在はマイコン制御小型ロボット製作と三次元CADの利用を中心に活動している。三次元CADについては2013年から、いわてデジタルエンジニア育成センターより講師を派遣していただき、CSWAやCSWPの取得に力を入れている。彼らは一年生の後半にCSWAを取得、その数ヶ月後にはCSWPをほぼ満点に近い点数で合格している。三次元CADを使うセンスの良さには驚かされた。

この時点では、CSWEの取得までは考えていなかったが、それから一年後に梅村がCSWPに合格したことをきっかけに、もっと上の資格にチャレンジさせたいと思い、彼らが卒業するまでに最高峰のCSWEを取得する計画を立てた。三年生になり、いち早くCSWPアドバンスを4つ取得した大森は、早速、腕試しにCSWEを受験した。対策は何もしていないにもかかわらず合格ラインの半分の点数を取ることができたことから、しっかり勉強して半年後にもう一度受験すれば合格は夢でないと感じた。それから半年後、三年生最後の試験も終わり、もはや登校の必要は無かったが、その後も彼らは一週間ほど学校に来て、朝から晩までCSWE合格に向けて最後の追い込みをかけた。

2月12日、満を持して、二人は試験開始のボタンをクリックした。結果は、すべての問題は解けなかったが、二人とも合格ラインを上回ることができた。

卒業までに目標としていた難関のCSWE合格が達成できた。さらに高校生として日本初の合格者となったことは二重の喜びである。彼らがここまでの長い学習期間を持続できた要因として、3D-CADのプロ集団 いわてデジタルエンジニア育成センターの協力があったからである。また昨年の夏休み中、岩手県工業技術センターにおける三日間のインターンシップも挙げられる。そこで彼らは自分たちで設計した三次元データを持ち込み、電子ビーム式金属三次元プリンタを使い「EIMS君」という学校のマスコットをチタン合金で造形した。通常、このインターシップは大学生を対象としたもので、そこに高校生が来ること自体初めてであった。しかも二人ともCSWP取得者なのでセンターの職員も驚いていた。そこでの貴重な体験がCSWE取得を彼らに強く決心させたものと思っている。

 

 

梅村は彼らの学習環境を整えただけである。これまで様々な面で協力いただいた、いわてデジタルエンジニア育成センターとインターンシップを快く引き受けてくれた岩手県工業技術センターに深く感謝する。

参考URL

高校生で初最上級資格 奥州、3DCADの試験合格

3DCAD 最難関資格 「CSWE を取得」 高校生で初快挙

日本人高校生初の快挙 水沢工3年 大森翔太君と阿部拳斗君 最上級技術資格を取得(世界的立体製図ソフト)

 

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