3DEXPERIENCE WORLD Japan 2020 SOLIDWORKS事例セッション 「株式会社フェイスワン」

働き方改革のいきつくところはロボット。ロボットとの共存を身をもって実現している企業の取り組みは興味深い。

愛知県犬山市に本社を構える株式会社フェイスワン。会社の業務紹介には、「産業用ロボットシステム設備の設計・製作ロボットの教示調整」と記載している企業である。「ロボット」とは、チェコ語で、「働く人」という意味らしい。米国で、産業用ロボットの実用機が最初に発表されたのは、1961年。その後,日米欧で盛んにロボットの研究が行われ,ロボティクスという工学分野まで形成された。JISによると、操縦ロボット、シーケンスロボット、プレイバックロボット 、数値制御ロボット、感覚制御ロボット、適応制御ロボット 、学習制御ロボットそして知能ロボット、などに分類されている。株式会社フェイスワンは、予め定められた通りの動作を繰り返し行う、第一世代のロボットではなく、センサやビジョンカメラを搭載させることによって、感覚情報を提供し、繰り返し動作に対してある程度修正する機能を持つロボットであると推測できる。そして、人間が介在してロボットを教示することで、作業精度を高め、安定した高品質な製品製造を実現させる試みが何とも頼もしい。
株式会社フェイスワンに、SOLIDWORKSをご導入いただいたのは、2016年。SOLIDWORKSユーザー様の古株?ではない。設立が、2006年というから、設立してちょうど10年の節目で、SOLIDWORKSをご導入いただいた計算だ。

ロボットと言えば、最先端技術。筐体重量や動作確認。3次元CADは必要だったろう。どうしてSOLIDWORKSを導入していただけることになったのか。是非、聞いてみたい。
また、業務として、搬送ハンドリングロボットシステム、加工ハンドリングロボットシステム、組立ハンドリングロボットシステムなど、それぞれ異なる顧客のニーズに応えるためのロボットシステムの提供には、様々なフロアに対する3次元レイアウト設計は不可欠であったと推測する。
話しは変るが、株式会社フェイスワンでは、装置設計に、ミスミ製品を多用されるらしい。SOLIDWORKSを使用して快適なアセンブリ部品設計に取り組むためのヒントも隠されていそうである。

仕事の3割はロボットに置き換えられるらしい。さらに、日本に限れば5割強も置き換えができる、と報じたのは、日本経済新聞。
働き方改革のいきつくところはロボット。AIで自動化を前提とした職場で、いかに働く人が快適に仕事ができ、ロボットとの共存ができるのかを身をもって実現している企業の取り組みは興味深い。

産業用ロボットシステム設備設計における働き方改革 ~SOLIDWORKS および PDM と MiSUMi RAPiD Design を活用した開発スピード短縮への挑戦~
株式会社フェイスワン 緒方様のセッションは、11月11日(水)、13:00からのライブ配信です。

オンデマンド配信は、11月19日から。11月27日(金)正午までの参加登録が必要です。お見逃しなく、ご参加下さい。

 

◇産業用ロボットシステム設備設計における働き方改革 ~
SOLIDWORKS および PDM と MiSUMi RAPiD
Design を活用した開発スピード短縮への挑戦~

株式会社フェイスワン 緒方 達也 氏よりお話いただきます。

 

 

 

 

明日のBlogでも事例についてご紹介させていただく予定です。

 

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