Frank StephensonーFrank Stephenson Design社のデザイン・ディレクター
フランク・スティーブンソン。それは伝説のデザイナー。
歴史と共に、「モノの価値」にも変化が起こります。今や、車もシェアする時代。一方、年月が経っても値落ちしない希少で手に入りづらいモデル、いわゆる高級車はステータス(社会的地位)をアピールするために価値の変化しない「資産」と言うことができるかもしれまん。
考えるよりもまずは描いてみるのです。手が仕事をしてくれているようなものです。他のデザイナーも同じだと思います。そこから何が現れるかです
Frank Stephensonは、自動車業界では、30年以上にわたる経験を積み、マクラーレン、フェラーリ、マセラティ、フィアット、ミニなど、主要な自動車メーカーでリードデザイナーまたはデザインディレクターを務めてきた人です。手がけてきたデザインには、マクラーレンのP1、フェラーリF430、マセラティMC12、BMWのオリジナルX5、そして現代のMINIの復活などが含まれます。複数の自動車メーカーに身を置いた彼だからこそ、デザインという複雑なプロセスを常に他のデザイナーとも上手に付き合いながら進めていった、という神業を苦も無く乗り越えられたのかもしれません。様々なデザインを手掛けているからこそ「これが最高」と言うデザインについて言及できないのかと思いきや、一説によると、「ジャガーEタイプ」は、彼の最高傑作なのだそうです。彼の言葉を借りれば「時を越えた美しさと見事なプロポーションを備えている」のだそうです。クルマ好きのあなたなら、きっと理解できると思いますよ。
そんなFrank Stephensonが、今、何をしているのか?気になるところです。
まずは、BabyArk ©。世界中の人々の命を救った特許取得済みの最先端技術を駆使した世界で最も安全なチャイルドシートの製作です。強く、信頼性の高い材料を使用し、軍用レベルの技術で製造されるチャイルドシート。いったいどんなカタチをしているのか、何でできているのか?知りたくはありませんか?
お次は、eVTOL(electric Vertical Take-Off and Landing)。「空飛ぶ自動車」というか、空路で数名程度を短距離輸送する機体のデザインも手掛けています。自動車が空を飛ぶわけではないので、そのデザインは、車とは大きく異なります。では、Frank Stephensonが生み出す空飛ぶ自動車のデザインは、どんな風なんでしょう。興味ありますよね?
チャイルドシート、空飛ぶ自動車、次は何でしょう?
次の世代のエンジニアを育成することを生涯に渡って探求する、という彼は、世界中の高校生を対象にする「月面レースデザインチャレンジ」を主催するムーンマークのパートナーとなり、頂上決戦を目指す2人を指導する責務を担っているのです。
考えるよりもまずは描いてみる、手が仕事をしてくれているようなものだ、と言うFrank Stephenson。皆さんも「鉛筆」使いますよね?ほぼ全てのデザイナーも同じだと思うのですが、彼の手からは、何かが現れてくる、のです。Creativity(創造性)とは何なのか、Frank Stephensonから聞いてみたいですね。
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