ドキュメントって「Wordの文書」じゃないの?

組織内の重要なドキュメントが削除された?どうしますか?

社内で、標準化されたドキュメント管理プロセスはお持ちですか。
10人以上の設計者を抱える企業でSOLIDWORKSをご使用いただいているお客様の場合、PDMを導入されているお客様も多いことと思います。PDM(Product Data Management)を導入すれば、設計時に作成するSOLIDWORKSで作成された製品データや、BOM(部品表)などの設計技術に関する情報が一元管理されている、と言えるでしょう。PDMを導入されていないお客様の場合、社内ルールを作って、決められたストレージに製品データ、および設計技術に関するPDF、Word文書情報を管理する場合、ファイルを、誰が、いつ、更新したのか等の更新履歴管理はどのようにされているのでしょう?

3D EXPERIENCEプラットフォームで利用可能なドキュメント管理アプリ- Document Management-は、PDF、Wordドキュメント、PowerPoint、画像、ビデオ、もちろん設計に関わる部品を含め、様々なコンテンツを管理します。「Windowsのフォルダに保存する方法と同じじゃない?」とお思いですか?いいえ、このアプリは、ストレージ内に保存されたあなたの作成した全てのドキュメント、およびストレージを共有している関係者が作成した全てのドキュメントを検索し、ドキュメントに関わる情報を表示します。

属性や履歴などのドキュメント情報も確認でき、ビューアを使って部品ファイルを開くこともできます。一々、CADを使って開く手間は不要です。また、確認したドキュメントに関連するコンテンツを調べて、ダウンロードすることも可能です。

生産性を向上させる重要な機能として、仕掛中の部品ファイルの成熟度(作業中、予約済み、リリースなど、ファイルアクセス状態を示す指標)に変更が生じた場合、または設計部品の新しいリビジョンが利用可能になった場合には、ユーザーに通知し、関連ドキュメントをサブスクライブする(承認する)機能があります。この「承認」機能は、複数の異なるアプリケーションから利用でき、また、3DEXPERIENCE プラットフォームの通知パネルを介して関係ユーザーに通知されます。

ドキュメントの検索自体は、6W(Who、When、What、Where、Why、ho​​W)タグをと呼ばれる、所有者、状態、または検索のニーズに最適な方法でフィルタリングすることによる検索や、もちろんファイル名での検索も可能です。
[添付ファイル]タブでは、別のドキュメントを関連付けて新たに添付することもできます。

新しいDocument Managementアプリは、自宅から、または外出先から、オフィスで、場所を問わずクラウドベース環境で一元的にコンテンツを管理するプロセスを簡素化します。ここで言う「ドキュメント」とは、単に「文書」ではありませんし、設計部品だけでもありません。設計仕様書、開発設計に関わるすべての部品、アセンブリ部品、および調達関係者や生産関係者すべてを巻き込む、履歴が含まれた記録であるという意味の「ドキュメント」です。コンプライアンス遵守しながら、コラボレーションを促進する、新しい「ドキュメンド管理」が必要な時を迎えているということでしょう。
クラウドベース環境による新しい「ドキュメント管理」の詳細は、こちら、をご確認下さい。
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