SOLIDWORKS World 2018 – テクノロジーの新旧をつないだ新たな技術

毎日お届けしてきた朝食昼食会場での様子。Day3の7:00。。。誰もいない? Day1には、あんなにたくさんいたのに。。。Day3は、Day2の夜に開催されるスペシャルイベント!!と、お疲れもピークなようで、閑散とした朝食風景です。というのは、半分冗談で、閑散としているエリアを撮影しただけですので、ご安心下さい。

さて、Day2のKeynoteスピーチは、Boomという超音速旅客機を設計しているベンチャー企業の設計者が登壇しました。「今日はスシ食べに行こうか」って、ロスアンゼルスから日本に3時間30分で飛んでくることができたり、「今日、マンチェスターにサッカーに観行こうぜ!」って、お昼に北米を出発しても、5時間30分でイギリスに到着してしまう速さ。「どこでもドア」ができるのも近い?かもしれないですね!
この彼は、学生時代に、CSWAを取得してからずーっとSOLIDWORKSを使っているそうです。Boomの超音速旅客機の全ての部品は、SOLIDWORSで設計されています。とても嬉しいです。超音速旅客機構想が立ち上がってから40年。何にも世界は変っていない。その理由は、航空機製造会社に古くから存在する「テクノロジーのバリア」だと言います。古くからのテクノロジーの歴史、こうでならなければならないという「呪縛?」のような見えないものが、進化を妨げたと言うのです。彼は、古いテクノロジーを否定しているわけではありません。古い技術でさえ情熱を持って革新的に変化させることができるのではないか、と考えているエンジニアなのです。

この話をここでご紹介したのは、Day3のGeneral Sessionで、「認定試験」に関わる話がでてきたからです。なんと、現在、CSWAの取得最年少記録保持者は15歳!認定資格保有者は、この2年で一気に増加が加速しており、10分に1人の割合で合格者がでるまでになりました。北米では、CSWAを持っていることが、エンジニアとして「職」に就ける大きなポイントで、SOLIDWORKSの認定を取得するために(好きではないかもしれない)授業を受けている学生さんもいるとか、いないとか。。

Day3は、恒例の「スニークプレビュー」という、次のバージョンで搭載される予定の新機能のお披露目があります。実は、最近このスニークプレビューが、なぜか、「寸劇化」してきていて、映画のパロディーのようになってきています。この方法を考え出したのは、 Mark SCHNEIDER。彼は、会場内を歩いてるだけで、「Hey,Mark」「Hi,Mark」と声をかけられ、50m進むのに何回立ち止まって挨拶してるの、と思うほどの超がつく有名人。でも持っている名刺は、ご覧の通り(笑)

会社のロゴも古ければ、タイトルも、住所も古いままの名刺。「顔が名刺代わりだから」と、社会人なら胸を張って言ってみたい一言が返ってくる、頼りになるエンジニアです。Markは、「モデルマニア」と呼ばれている、「2次元図面を見て、この3次元モデルを完成させろ」というミッションを何分で完成させるかを競う1つのコンテスト(最近は、シミュレーションで応力解析必須など、色々課題が増えています)をイベントとして立ち上げた人でもあり、このコンペティションも、18回目??。日本のユーザーの皆様の誰かが、いつの日かこのコンペティションに挑んでいただき、「1位を勝ち取っていただきたい!」と思っています。

Day3では、SOLIDWORKSの保守継続ユーザー様への新しいサービスの開始についてもアナウンスがありました。しかし、前述のスニークプレビューの「寸劇?」の終わりは、REGNERUS Jeremy (Mark と同じ、Portfolio Introductionチーム)が新規機能をしゃべりすぎて、「続きは2019 BETAテストで試して!」で終わりました。先の話をするのも何ですが、新しいサービスについては、是非2019 Betaテストにご参加いただき、その目で確かめてみて下さい。

2年間連続して開催した ロスアンゼルスから来年は会場を移します。 来年は?来年こそ?来年も?SOLIDWORKS World 2019でお会いしましょう!

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