SOLIDWORKS Visualize 2025x FD01 新機能
SOLIDWORKSユーザーの皆様は、恐らく、ご自身の設計に誇りを持っていらっしゃる方ばかりだと感じます。そして、それは誰の目にもそのように映るのではないでしょうか。SOLIDWORKSやSOLIDWORKS Visualizeレンダリングソリューションなどのツールを使って、皆様がどのような作品を作り、どのようにアイデアを実現していくのかを拝見できることはとても嬉しいことでです。SOLIDWORKS Visualizeを使っていただければ、まるで写真のような画像やアニメーションを簡単に作成できまることはもうご存じだと思います。
ここでは、最新の情報をご紹介いたします。
SOLIDWORKS Visualizeの最新アップデートであるR2025x FD01には、新しいレンダリングオプションが搭載されています。このアップデートには、新しい外観パラメータ、強化されたテセレーション制御など、デザインの質を高め、お客様に「すごい!」と言わせること間違いなしの機能が含まれています。
ぼかし効果 – 特定の領域に焦点を合わせ、背景をぼかすことで、よりインパクトのあるレンダリングを作成
レンダリングに独自のスタイルを加えるために、「ぼかし効果」オプションを追加しました。カメラのレンズのように被写界深度を調整した後、「ぼかし効果」を有効にすると、レンダリングのぼかし領域のハイライトを微調整できます。
ブレードの数と角度を制御することで、ぼかし領域のハイライトに円形または多角形の効果を加えることができます。
薄膜と半透明色の外観オプション – 光が材料とどのように相互作用するかをより詳細に制御
Dassault Systèmes の物理ベースレンダリング (DSPBR) の「外観」メニューには、さまざまな角度から見たサーフェスの外観を表現するのに役立つ新しいパラメータが追加されました。
薄膜効果は光の回折をシミュレートし、材料上にカラフルな模様を作り出します。薄膜コントロールを調整することで、希望する効果を得ることができます。
薄膜オプションは、石鹸の泡や水面に浮かぶ油のような効果に最適です。
半透明カラーは、半透明の外観に拡散色を追加できます。サブサーフェスカラーに似ていますが、パフォーマンスが向上しました。半透明のカーテンなどのオブジェクトをシミュレートして、独特の雰囲気や外観を作り出すのに役立ちます。
強化されたテセレーションコントロール – ジオメトリの品質とパフォーマンスのバランスを調整
全体的なインポートパフォーマンスの向上に加え、インポート品質をより細かく制御できるようになりました。追加されたオプションにより、高品質のモデルをより高速にインポートできます。
デフォルト、シンプル、詳細など、さまざまなメッシュリファインメント設定が用意されており、テセレーションをより細かく制御して、品質とパフォーマンスの理想的なバランスを見つけることができます。場合によっては、元のインポート後にモデルの一部を再テセレーションすることで、最適なバランスを見つけることもできます。
Visualize Boost – レンダリングジョブを別のコンピュータに送信することで、生産性を向上
Visualize Connected ユーザーは、Visualize Boost のパワーを活用できるようになりました。SOLIDWORKS Visualize Boost は、SOLIDWORKS Visualizeのアドオン製品です。コンピュータの負荷を軽減し、レンダリングを高速化したり、レンダリングジョブを別のコンピュータやコンピュータクラスターに送信したりすることができます。
これらの機能強化により、よりリアルで魅力的、そして複雑なレンダリングを簡単かつ迅速に作成し、魅力的なストーリーテリングを実現できます。今、重要なことは、製品を作ることではなく、体験を創造すること、です。変化を敏感に感じて下さい。
SOLIDWORKS Visualizeに関する詳細情報や購入方法については、https://www.solidworks.com/ja/product/solidworks-visualizeもご参照下さい。