Electrical Schematic Designer R2025x FD01 新機能
ここでは、お客様のご要望により実現した Electrical Schematic Designer の新しい機能強化についてご紹介します。
Electrical Schematic Designer の最新アップデートである R2025 FD 01 では、3D でのモデリングをすることなく、回路図ソフトウェアで端子、ピン、アクセサリなどのアイテムを含む電気アセンブリを簡単に作成できるようになりました。
まだ、製品に関してあまり情報を持っていらっしゃらないお客様のために説明すると、まず、Electrical Schematic Designer とは、電気システムの設計に特化したクラウド接続ソリューションであることをご理解いただきたいと思います。単線および複数線の回路図の作成、メーカー部品の選択、プロジェクトおよび機能的な領域と位置 (制御パネル、機械またはその他の製品の特定の領域を含む) に関する設計と整理、制御パネル図面の作成を含むドキュメント作成などが含まれます。Electrical Schematic Designer を 3DEXPERIENCE プラットフォームに接続すると、ライブラリと電気システム設計をプラットフォームに保存し、プラットフォームの協業関連機能やデータ管理機能を 1 つの便利なインターフェイスから直接活用できます。
FD01 に戻ってもう少し詳しく説明しましょう。アクセサリ部品を特定の回路または端子に割り当て、コネクタまたはその他のコンポーネント内の接続位置を参照する電気アセンブリを作成できるようになりました。これは、3D モデリングをすることなく、ピン数の多いコネクタ、密閉された防水コネクタ、ヒューズブロック、その他の電気アセンブリなどの完全な設計をドキュメント化するのに特に強力で生産的な機能です。回路図の作成を進めながらこれらの電気アセンブリを作成し、次の設計で再利用できるように保存します。
さらに、これらの電気アセンブリの部品リストを製品の全体的な部品表 (BOM) に統合できるため、完全な製造ドキュメントが確保されます。
この新しいプロセスを活用する方法の概要については、以下のビデオもご参照下さい。
新しい機能を試して、3DSwym コミュニティで感想を聞かせてください。(*注：3DSwymコミュニティにアクセスするためには、3DEXPERIENCE IDが必要です。ご登録は、こちら からどうぞ(登録無料))
今年は PDF 出力オプションの追加から新しい 3D 電気ソリューションまで、電気設計の機能強化がさらに増えるので、どうぞご期待下さい。Electrical Schematic Designer の主要機能に関しては、こちらのブログ でもご確認いただけます。
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