デジタルネイティブな若者達 奈良工業高等専門学校事例発表
中学校学習指導要領は、令和3年から、新しくなり「学力の3要素」と呼ばれる3つの要素を総合的にバランス良く育むという方針になったことはご存じでしょうか?この、学力3要素とは(文部科学省広報資料より)
・実際の社会や生活で生きて働く「知識及び技能」
・未知の状況にも対応できる「思考力、判断力、表現力等」
・学んだことを人生や社会に活かそうとする「学びに向かう力、人間性等」
です。この方針を受け、国立高等専門学校では、令和4年度(2022年度)入学者選抜から「思考力・判断力・表現力をより重視した入学者選抜学力検査問題が作成されています。今回ご紹介する「奈良工業高等専門学校(以下、奈良高専)」は、「自分の技術で何かを作って、困っている人を助けたい」と強く願う生徒さんと、その想いをいかに満たせるか、を思考する先生の熱気で包まれた学校です。
同じものを大量に作るだけでは、モノは売れなくなっている時代。これからの時代では、自ら価値を創造できる力が、一番求められてくることを理解し、そのために、奈良高専の生徒さんが、何をどう学ぶべきかを考えた時、SOLIDWORKSと3DEXPERIENCEプラットフォームにたどり着き、導入をご決断いただきました。
いつでも、どこでも、思いついた時に、忘れないうちに、パッとカタチにできるCAD
新しい価値を導き出す解析ツール群との連携
スケジュール内で課題を解決するためのタスク管理ツール
関係者との情報共有のためのオールインワンツール
地域企業との連携への期待
などが、SOLIDWORKSと3DEXPERIENCEを選定いただいた理由の1つでもあります。
奈良高専では、金属3Dプリンターも常設されており、生徒さんが「ジェネレイティブデザイン」を使って設計したモノを、単にジェネレイティブデザインをやった、に留まらず、すぐカカチにして触れてみることで、価値を導き出す、という一連の体験が可能だそうです。現代社会で価値を創造できるデジタルネイティブな世代の若者が、企業に就職する時、「えっ、この図面の3Dモデルは無いんですか。。。。」という状況は避けたいところです。
今年11月14日(月)から開催される3DEXOERIENCE WORLD JAPAN 2022では、奈良高専様が実現している「学習の場」について、事例発表をいただきます。インターネットでは味わえない、奈良高専の教師である須田先生、谷口先生の、熱いメッセージを 会場参加によって視聴することもできます。お時間のあるお客様は、是非、東京会場(オンサイト会場)東京ポートシティ竹芝 に足をお運びください。イベントへのご参加は、今すぐ、3DEXPERIENCE WORLD JAPAN2022イベント参加登録サイトから、参加をお申込み下さい。その後、「マイページ」から、東京会場へのご来場参加登録、および、体験セミナーセッション参加登録、が必要です。
スタッフ一同、皆様のご参加をお待ち申し上げます。