3DXWJ2021 プロジェクト完了

12月3日(金) 18日間に渡り開催された3DEXPERIENCE WORLD JAPAN2021 が閉幕いたしました。
昨年を超える多数の皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

2021年は、お客様を会場にお招きし顔と顔を合わせたリアルなイベントが実施できるのか?と検討を開始したのは、3DEXPERIENCE WORLD JAPAN 2020を閉幕して間もなくのことでした。「来年には、コロナも収束して、きっと、また会場でお客様の笑顔に会えますよ」と言っていたことが思い出されます。
2021年2月に開催された本家(米国)の3DEXPERIENCE WORLD 2021が、初の100%完全オンラインイベントになったこともあり、早々の決断に迫られました。そして、私達の3DEXPERIENCE WORLD JAPAN 2021プロジェクトは始動したのです。

ダッシュボード(Dashboard)
自動車と同様、「ダッシュボード(Dashboard)」は、今、何が起こっているのか、最新の「プロジェクト」状況を一つの場所で把握するためのアプリケーションです。どの情報を、どのように表示し、共有すべきか。「プロジェクト」が成功している、成功していないことを判断するKPIをどう共有していくのか、今回は、アジャイルで構築していきました。excelファイルを開く、閉じるの作業を軽減し、一目見れば「赤=x」「緑=〇」のステータス確認ができる環境を構築しました。

プロジェクトプランニング(Project Planning)
プロジェクトのタスクを洗い出し、担当するメンバーに割り振り、スケジュールして進捗を管理します。
タスクの偏り(ある担当者にタスクが集中する)、タスクの遅延(遅延タスクの担当者確認、連動するタスクへの影響)などから、プロジェクト全体に及ぼす影響を管理し、仮に重大なリスクがあると判断される場合は、問題として提起し、メンバー間で問題解決を図ります。

Project Planning でタスク進捗管理

Project Planning タスクの偏り、遅延、リスクを管理

 

3DDrive(3Dドライブ)
文字通り、PCに付属のCドライブや、Dドライブと同じ「クラウド上のドライブ」です。このドライブにフォルダを作成し、または、ファイルをアップロードすることで、メンバーとの安全な情報共有ができます。協力会社との議事録、提案書、共有情報の更新ファイルは、全てこのドライブに保存することで、メンバーの誰もが最新の情報を閲覧することが可能になっていました。

3DDriveで共有ファイルを保存/管理

 

3Dリーン(3DLean)
生産現場で知らない人はいない、と言っても過言ではない「トヨタ生産方式」が、MITで研究され、整理・体系化された後、一般化したものが「リーン生産方式」です。このLean生産方式に基づきツール化されたのが3DLeanアプリです。失敗や、ムダ、現行の作業などを越えるべき目標として見据え、チーム・ワークで標準的だと思われる作業を常に改定していく作業を支援します。「なぜ」こうなってしまったんだろう、を共有し、失敗を成功に、さらによい仕事のやり方を模索する「学習する組織」を目指しました。

3DLean リーン生産方式は生産部門以外にも流用可能

 

ソーシャルアナリテクス(Social Analytics)
イベントのテーマは、市場の声にマッチしているのだろうか?市場で話題になっていること、人、ものを見ながら、誰が言っているのか、どこで言われているのか、どのメディアが取り上げているのか、などを常に把握し、市場の声と私達の声を合わせて、お客様に届ける最適なメッセージを分析しました。

Social Analytics アプリで市場分析

 

3Dスイム(3DSwym)
メンバーは、いつでも、どこからでも情報を提供できます。それが、3DSwymアプリで実現するコミュニティ(Community)機能です。Facebookや、Twitterの親分?のようなもので、メンバーのタイムリーな情報共有を促進します。

本プロジェクトのメンバー間で交わされた全ての情報交換の分析

 

本プロジェクトに関わる全社内の情報

 

プロジェクトメンバーは、日々情報を共有し、意見交換することで、3DEXPERIENCE WORLD JAPAN2021プロジェクトの成功の実現に向け、歩んできました。全ての情報が1つの場所に保存され、記録されています。それは、来年の3DEXPERINECE WORLD JAPAN2022 をさらに多くのお客様に観て、聞いていただきたいためです。
本プロジェクトメンバー以外の、社内では、どれだけ「3DXWJ2021」について語られていたのでしょう。分析した結果は、実に残念なものでした(上図)。メンバーはプロジェクトの成功に努力しているつもりでしたが、ステークホルダーである社員に「タイムリーに」「適切に」情報が伝わっていたとは言えません。ステークホルダー(社員)のアイデアや、意見をさらに取り入れることで、より多くのお客様にご参加いただけたのかもしれません。などなど、課題は、まだまだあります。これらの課題は、製造業に生きる皆様と同じ、私達SOLIDWORKSも、1つ1つ解決しながら、新しいテクノロジーを取り入れ、変化し、2022年につなげていく所存です。

私達SOLIDWORKSの声は、3DEXPERIENCEWorksで広がる世界感は、3DEXPERIENCE WORLD JAPAN2021にご登録ご参加いただきました皆様と共有できていれば幸いです。ご参加に心より感謝申し上げます。
2022年こそ、皆様の笑顔にお会いできることを楽しみに、「プロジェクト」の成功を一心に再び努力してまいります。ありがとうございました。

 

SOLIDWORKS

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