知っておきたいSOLIDWORKS 最新機能 TOP 5 2024年編
毎年多くの機能強化がおこなわれているので、2024年にリリースされた機能のTop 5 を決める、というのはとても難題です。頻繁にリリースされるFD(機能提供)と 3DEXPERIENCE SOLIDWORKS および SOLIDWORKS with Cloud Services の年度アップデートを通じて 2024 年に提供された、SOLIDWORKS のコラボレーション機能とデータ管理機能の中から、特長的だったいくつかの機能をご紹介します。
1. 図面スタンプのマルチレベル承認
この機能を使用することで、図面リリースプロセス中に複数レベルの承認を設定でるため、図面リリースプロセスを加速できます。Route Management(ルート管理)アプリを使用すると、エンジニアリングマネージャーや製造マネージャーなど、複数の関係者にタスク/通知を作成し、図面のレビュー/承認の準備が整ったことを知らせることができます。タスクが承認されると、タイムスタンプに図面の承認ステータスが自動的に表示され、手作業が不要になります。こちらのブログ記事で詳細をご確認ください。
2. PDM 統合
2024年は、プラットフォームを使用する代わりに、作業をローカルの SOLIDWORKS PDM データベースまたは別のデータ管理システムに保存するオプションが導入されました。これはプラットフォームに移行するお客様にとっても便利な機能ですが、データを最適に管理するためには、やはり、データの保存場所を 1 つにすることも考えておくべきだと感じます。この機能を有効にする方法については、こちらのブログ https://blogs.solidworks.com/japan/solidworks-blog/3dexperience/20240821/ をご確認ください。
3. 3DSwym 統合
SOLIDWORKSのMySession パネルから直接 3DSwym SOLIDWORKS オンラインコミュニティにアクセスできることで、関係者と手軽に、素早くつながり、共同作業できます。社内外の関係者とのデザインレビュー時には、モデルを共有しながら迅速で明確な情報共有が可能になるだけでなく、製品に問題点を発見した場合でも的確なトラブルシューティングができます。プラットフォームで一元管理されているデータだからこそ3DSwym で特定する1つの情報を共有でき複数管理によるデータトラブルを回避できます。
4. MySession パネルに [Make From] タブを追加 – 物理プロダクトのプロパティにすばやくアクセス
オブジェクトの MySession パネルの [Make From] 機能にアクセスして、物理プロダクトまたはそのサブタイプとの「Make From」関係を作成することができます。このタブで、製品に割り当てられた材料を確認できるだけでなく、材料が割り当てられていない場合は、ドキュメントをリリースする前に割り当てることもがきることが便利です。
5. 履歴の追跡
最後に、MySession パネルには、モデルで実行されたすべてのアクションを追跡できる履歴タブが追加されました。誰が何のアクションを実行したか、現在の成熟度など、詳細情報をすばやく確認できます。
今年リリースされる機能強化にもご期待ください。また、ここ でもSOLIDWORKSに関する最新情報をお確かめいただけます。
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