3D Motion Creator R2024x FD02 新機能
3D Motion Creator の新しい拡張機能を使用して、手軽にモーションシミュレーションを実行しましょう。3D Motion Creator は、3DEXPERIENCE プラットフォームで稼働するアセンブリの静的および動的モーションテストを実行できる、完全ブラウザーベースのソリューションです。また、3DEXPERIENCE プラットフォームのデータ管理機能とコラボレーション機能のメリットも享受できます。
最新の更新である R2024x FD02 では、Structural Engineerロールで、モーションスタディの結果を構造解析で利用したり、衝突が検出されたときにシミュレーションを停止したりすることができるようになりました。
Structural Engineerでモーション荷重結果を適用 – モーション荷重で、構造の完全性をテスト
前述のように、Structural Engineerロールを持っていれば、3D Motion Creator からモーション荷重結果をStructural Engineerソリューションにエクスポートできるようになりました。Structural Engineerを導入していないお客様は、是非、構造シミュレーションを評価いただき、設計の有効性を高めるために、このソリューションを導入することをお勧めします。 SOLIDWORKS Simulation (Desktop Premium) では、既に、お客様にご好評いただいている機能です。3D Motion Creator で、この機能を実行して構造シミュレーションをテストおよび検証できるようになりました。お試し下さい。
モーション荷重をエクスポートするだけで、コンポーネントの変位を ある1 つの時点、または時間間隔で正確に評価できます。
衝突検出アラート – 衝突を迅速に特定
Kinematics Player または Motion Manager で機構スタディを実行することで、潜在的な衝突を検証できます。ダイアログでは、「衝突に基づいてシミュレーションを停止する…」というオプションも選択できるようになりました。選択した干渉プローブに基づいて検出された衝突が自動的に表示されます。 これにより、Kinematics Player または Motion Manager を使用しているときに、衝突が検出されるとシミュレーションが停止し、モデル上で衝突現象が強調表示されます。
選択フィルターとシェーディング – 無効なボディを選択しない
干渉プローブや 3D コンタクトなどのモーション要素で選択したコンポーネントグループやリストを操作しているときに、うっかり選択したことを忘れてしまうことはありませんか?新しい機能として、コマンドを使用する場合、同じボディを選択すると、モデル内で透明表示されるようになり、再度選択する必要がなくなりました。
開いたサーフェスの 3Dコンタクト サポート – 開いたサーフェスのコンタクトを管理
開いたサーフェスでも機構シミュレーションを実行できる機能が追加されたことにより、メカニズム内に開いたサーフェスが存在してもシミュレーションを実行できるようになりました。3D Motion Creator は、自動的に 1mm の仮想厚さを適用し、シミュレーションを実行します。
3D Motion Creator を未だご使用ではないお客様、機能の詳細を知りたいお客様は、お近くの販売代理店にデモの実施を依頼してください。お客様がソリューションをどのように使用しているかを確認するには、今年の 3DEXPERIENCE World で Seneca Dairy Systems の Ken Mansfield 氏が行った 3DSWYM コミュニティに関するプレゼンテーションもご参照下さい(注) 動画を閲覧するためには、3DEXPERIENCE ID の作成が必要です)