デザインレビュープロセスを劇的に変える方法
設計における「共同作業」は、十分に吟味された高品質の製品を早く、効率的に市場に投入するための大きな鍵になっています。特に電子メールや顔を合わせた会議などは、既に、コストのかからない標準以下の情報共有手段となりつつあり、また、決してコストがかからないということでもありません。もっと良い方法を探す時がきたのではないでしょうか。
例えばクラウドサービスです。SOLIDWORKS でも、SOLIDWORKSサブスクリプションに含まれるようになった Cloud Services(クラウド サービス)を提供していますが、このクラウドサービスを利用することで、設計プロセスを簡素化し、時間を節約でき、これまでよりも早く設計を実現することができると思います。「今でも、SOLIDWORKSとPDMを使って効率的に情報共有はされているし、環境をクラウドに変えたからって何か変わるわけでもないでしょ」 と思っていませんか? Cloud Servicesは、SOLIDWORKS デスクトップ CAD を 3DEXPERIENCE® プラットフォームに接続することで、3Dモデルを含む設計情報の共有、マークアップ、CAD 対応ストレージ、設計レビュー、コラボレーションツール使用環境が提供され、メールを送信しなくても、いつでもどこからでも必要な時に最新の情報にアクセスできる環境が保証されます。
これらの最先端のツールが設計レビュープロセスにどのような変革をもたらすのかを詳しく見ていきましょう。
シームレスな設計レビュープロセス
設計に関するフィードバックのためのメールの送受信、繰り返し実施しなければ終わりの見えない会議をスケジュールすることは、なつかしい過去の習慣になりつつあります。新しい SOLIDWORKS サブスクリプションに付属するCloud Services(クラウドサービス)を使用すると、設計を今まで以上に手軽に共有でき、チームからリアルタイムのフィードバックを受け取ることができます。 いつでもどこでも必要なときに、必要なデザインレビューセッションを行うことも可能です。
そして一番いいところは? SOLIDWORSKから離れることなく、SOLIDWORKSからリンクを共有し、社内外のメンバーとリアルタイムに情報共有し、作業を中断せず繰り返す環境にいられることです。インストールや物理ファイルの送信は必要ありません。そして何よりも、ブラウザから動作でき効率的で安全なのです。
最高の共同作業環境
複数の関係者がシームレスに設計レビューに協力できる世界を想像してみてください。Cloud Servicesを使用すると、その世界が現実になります。 チームメンバーがさまざまな場所に分散している場合でも、リモートで共同作業している場合でも、3DEXPERIENCE プラットフォームは全員を 1 つの統合されたクラウドベースの環境にまとめます。
どこにいても、プラットフォームにアクセスして、注釈、マークアップ、コメントを 3D モデルに直接追加できます。 フィードバックを収集し、判断して決定を下し、集団的な創造性を解き放ちます。チェーンメールする時代は終わりました。リアルタイムに協調して作業することのすばらしさを実感して下さい。
古いファイルに別れを告げる
古い設計ファイルを使用して作業することにイライラすることは誰もが経験しています。疑問は混乱を招き、結局、不必要なやり直しで時間の無駄につながることも多々あります。 Cloud Servicesには、ファイルバージョン管理機能が自動的に組み込まれているため、設計レビュープロセスに関わる全員が常に最新の情報にアクセスでき、最新の情報で作業できます。適切なバージョンを見つけるためのメールを書く時間も、ファイルフォルダーを検索する時間も必要ありません。 3DEXPERIENCEプラットフォームはすべてを整理して最新の状態に保つため、最も得意とするところ、つまり優れた製品の設計に集中できます。
プロジェクト管理ツールを使用して前進する
設計レビューはあらゆるプロジェクトに不可欠な部分であり、スケジュールを守ることが重要です。 プロジェクトを滞りなく進めるために、Cloud Servicesにより、SOLIDWORKSユーザーは CAD対応のプロジェクト管理ツールが提供されることで、タスクの割り当て、期限の設定、マイルストーンの追跡を行うことができます。
設計レビューの進行状況を明確に把握できるため、すべてのタスクが順調に進んでいる、または遅れているタスクを確認することができます。 締め切りを逃したり、誰が何を担当するのか混乱することはありません。全員に情報が提供され、責任を持って、期日を順守した優れた結果を出せるよう努力できます。
設計データの一元的なハブ
効果的な設計レビューには、必要なときに適切な情報を見つけることが重要です。 新しい SOLIDWORKS サブスクリプションには、安全な CAD 対応のクラウドベースのストレージが含まれています。 すべての設計データを集中管理したクラウド接続ハブにより、承認されたユーザーが簡単にアクセスできるようになります。
共有しているファイルフォルダが点在していると必要なデータを検索するだけで時間が無駄になります。1つのコンピューターのフォルダを共有しているならまだしも、外部共有フォルダだったり、メールで添付されていただけだったり。そんな「検索」に苦労する必要はもうありません。 数回クリックするだけで必要な情報にアクセスでき、設計レビューに関わる全員が効果的に貢献するために必要な情報を確実に入手できます。
デザインレビューの未来がここにあります
Cloud Services を活用することで、設計レビュープロセスを合理化し、共同作業を強化し、情報共有方法を改善し、最終的に製品開発ライフサイクル全体を加速することができます。
SOLIDWORKS を、今日、アップグレードすることで、これまで以上の価値が提供され、将来の製品開発プラットフォームへの最初の一歩を踏み出せるようになります。詳細は、お近くのSOLIDWORKS販売代理店にお問合せ下さい。