何故 今 SOLIDWORKSのアップグレードが必要なのか? 2021-2024 新機能の数々

過去数回のリリースでアップグレードしていないお客様はいらっしゃいませんか?きっとチャンスを逃していますよ。 2021 年以降、1,000 を超える機能強化が行われたことはご存じでしょうか? SOLIDWORKS は、画面上での表示、パン、選択、ズームがこれまでよりも高速になっています。実感されていますか?さらに、以前のリリースの互換性、共有およびマークアップ機能など、大規模なアセンブリ、詳細図面、コラボレーションに関するいくつかの主要な機能強化も行われているのです。リリースごとに、ワークフローを自動化する機能強化を拡張し、よりスマートに、より迅速に共同作業できるようにしています。 ここでは、知っておくべきことと、今すぐアップグレードする必要がある理由を説明しましょう。

 

SOLIDWORKS 2021

図面詳細モード(Drawing Detailing Mode)

図面詳細モードは 2021 リリースで導入されました。 詳細モードを使用すると、大きな図面をすばやく開くことができます。 モデル データはロードされませんが、図面内で注釈を追加および編集できます。

詳細モードは、大規模なアセンブリの図面、または多数のシート、コンフィギュレーション、またはリソースを大量に使用するビューを含む図面に小規模な編集を行う必要がある場合に便利です。

SOLIDWORKS 2022 では、大規模デザインレビューのアセンブリから、直接詳細モードで任意の図面を開くことができます。

 

SOLIDWORKS 2022

部品(Parts)

SOLIDWORKS 2022 では、ハイブリッド部品モデリングに機能強化が追加されました。 たとえば、メッシュ BREP ジオメトリと標準 SOLIDWORKS BREP ジオメトリを含むハイブリッドソリッドまたはサーフェスボディを作成できます。 それまでは、メッシュ BREP と標準の SOLIDWORKS BREP ジオメトリを 1 つのボディに組み合わせることができませんでした。

SOLIDWORKS 2022 では、外ねじスタッドフィーチャー、双方向抜き勾配、2 つの平面に関するミラーリングなどの機能が追加され、ジオメトリをより迅速に作成するための機能強化が含まれています。 鋼材システム作成の機能強化により、溶接をより迅速に生成できるようになっています。

雄ねじスタッドウィザードを使用すると、雄ねじスタッドフィーチャーを作成できます。 このツールは、穴ウィザードと同様に機能します。 スタッドパラメータを定義してから、モデル上にスタッドを配置します。 既存の円形スタッドにねじパラメータを適用することもできます。

外ねじスタッド機能、双方向抜き勾配、および 2 つの平面に関するミラーリングを使用して、必要なジオメトリをより迅速に作成できます。

 

アセンブリ(Assembly)

SOLIDWORKS 2022 では、ライトウェイトモードを使用するための簡素化されたアプローチが導入されました。 ライトウェイトモードでアセンブリを開くと、トップレベルアセンブリの方程式によって参照されるコンポーネントが解決済みとして表示されます。 方程式を含む部品またはサブアセンブリを解決し、その方程式が別のライトウェイトコンポーネントを参照すると、参照されたコンポーネントが解決されます。

パターン駆動パターンが強化され、柔軟性が向上しました。 パターン駆動コンポーネントパターンを作成するときのデフォルトのシード位置に関する SOLIDWORKS の選択機能が改善されました。

新しいコンフィギュレーションテーブルを使用すると、SOLIDWORKS を離れることなく、さらに多くの作業を行うことができます。 コンフィギュレーションテーブルを使用して、部品およびアセンブリのコンフィギュレーションパラメータを変更できます。 部品またはアセンブリに複数のコンフィギュレーションがある場合、SOLIDWORKS はこの表を自動的に作成します。 コンフィギュレーションテーブルは、[コンフィギュレーションの変更] ダイアログボックスで提供される機能を拡張したものです。

SOLIDWORKS 2022 の新機能については、こちら をご確認下さい。

 

SOLIDWORKS 2023

アセンブリ(Assembly)

 

解決済みモードと大規模アセンブリをさらに速く保存する機能が追加され、大規模アセンブリを使う作業が高速化されました。

解決済みモードを自動的に最適化できます。 このシステムオプションを使用するとことで、コンポーネントを解決済みモードでロードする場合、ライトウェイトテクノロジを選択的に使用することによりパフォーマンスが向上します。 コンポーネントが解決済みとしてロードされるため、ライトウェイトモードと解決済みモードのオプションは非表示になります。 ライトウェイト状態は、FeatureManager® デザインツリーには表示されません。

[解決済みモードとライトウェイトモードを手動で管理する] を選択すると、ライトウェイトコンポーネントをいつ解決するかを手動で管理できます。

「ライトウェイトコンポーネントを自動的にロードする」オプションが、「ライトウェイトコンポーネントをロードする」に変更されました。

失われた合致参照を面、エッジ、平面、軸、点などの代替合致参照に自動的に置き換える機能など、合理化されたワークフローによりアセンブリ設計全体のスピードアップを図ります。

 

図面と詳細設定

設計をより正確に表す図面を作成し、幾何公差を特定の規格に制限することで標準化を確実にします。 また、上書きされると値が青色に変わるため、BOM テーブル内で上書きされた値をより簡単に識別できます。

 

SOLIDWORKS 2023 の詳細については、こちらをご覧ください。

 

 

SOLIDWORKS 2024

 

最新リリースは昨年秋にリリースされ、非常に大きな機能追加がありました。 各 Service Pack にも多くの新しい拡張機能が追加されています。 年に 1 回のメジャー リリースを待つのではなく、機能と UI の拡張機能が利用可能になると同時に、Service Packで追加されていきますのでお見逃しなくお試し下さい。

旧リリースとの互換性により、設計を古いバージョンで保存できるため、SOLIDWORKS の古いバージョンを使用しているパートナー様と共同作業できます。

部品、アセンブリ、図面を最新リリースの 2 年前まで SOLIDWORKS バージョンとして保存できます。

 

アセンブリ(Assembly)

2024 リリースでは、[シルエット] オプションを使用してモデルをデフィーチャーする場合にルールを適用することで、アセンブリをより迅速に簡素化できます。 コンポーネントの選択基準、ディフィーチャ方法、ディフィーチャの方向を指定できます。 コンポーネントを 1 つのボディに含めて、視覚的なプロパティを伝達できます。

SOLIDWORKS 2024 には、「アセンブリを部品に挿入」コマンドも含まれています。 これにより、アセンブリをパーツとして挿入し、既存の 3DEXPERIENCE プラットフォームデータ モデルを使用してすべての機能を適用できます。

 

図面と詳細

最新リリースでは、デザインをより明確に伝える図面を作成できるようになりました。 たとえば、未解決の寸法を適切な参照点に再アタッチすることで、より効率的に未解決の寸法をクリーンアップできます。 さらに、チェーン寸法の調整が改善され、図面標準が遵守されるため、図面の詳細をより迅速に作成できます。

 

SOLIDWORKS 2024 および関連製品のトップ 10 機能の詳細については、こちらをご確認ください。

 

データの価値を最大限に引き出すには、データをクラウドベースの 3DEXPERIENCE プラットフォームに接続することをお勧めします。 昨年より、新規にご購入いただくすべての SOLIDWORKS デスクトップライセンスでCloud Service (クラウドサービス)への接続がこれまでになくより簡単になりました。ユーザー様が自分のデータを 3DEXPERIENCEプラットフォームに接続して、便利かつ安全にデータを保存、アクセス、共有、共同作業できるようになります。

Cloud Service (クラウドサービス)で利用できる最高の機能の 1 つは、SOLIDWORKS を持っていない場合でも、SOLIDWORKS からブラウザを介して誰とでも設計モデルを共有できる共有機能とマークアップ機能です。

 

いかがでしたか? 何か興味をそそられるものはありましたか? お近くの代理店に利用できるすべての機能についてお問合せ下さい。2月に開催される3DEXPERIENCE World 2024 では最新の情報をお届けします。参加ご登録は今すぐ、こちら、からご登録下さい。

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