3DEXPERIENCE Works に投資すべき理由

まず最初に。。。3DEXPERIENCE Works をご存じですか?

3DEXPERIENCE Works は、SOLIDWORKS ユーザーの皆様が、皆様の所有するデータをクラウドベースの 3DEXPERIENCE プラットフォームに接続させ、コラボレーション機能とデータ管理機能を活用できるようにするソリューションのポートフォリオです。 これらのソリューションは、ロールと呼ばれます。ポートフォリオには、3DEXPERIENCE SOLIDWORKS など、デスクトップにインストールするクラウド接続のロールと、パラメトリックモデリング用の 3D Creator やサブディビジョン (SubD) モデリング用の 3D Sculptor など、プラットフォーム上で実行される完全ブラウザベースのロールの両方があります。

 

3DEXPERIENCE Works ポートフォリオのすべてのロールは、SOLIDWORKS ユーザー様を念頭に置いて開発されています。 これらのロールは、データから最大限の価値を引き出し、設計、シミュレーション、製造、製品ライフサイクル管理 (PLM) などに特化したソリューションでツールセットを拡張できるようにするために開発されました。

 

ここでは、この3DEXPERIENCE Worksに投資すべき主な理由をいくつか紹介します。

 

1. SOLIDWORKS 3D CAD データから最大限の価値を引き出す

お客様の投資は SOLIDWORKS から始まります。データから最大限の価値を引き出すには、クラウド上で手軽に、かつ安全にデータを保存、アクセス、共有、共同作業できる 3DEXPERIENCE プラットフォームにデータを接続することが重要であると私たちは考えています。 このプラットフォームは、いつでも、どこからでも、どのデバイスからでもアクセスできるクラウドベースの環境で、人、プロセス、データを結び付けることができるからです。

弊社には、データをプラットフォームに接続するための SOLIDWORKS クラウド接続ロールが2つあります。前述の 3DEXPERIENCE SOLIDWORKS と SOLIDWORKS with Cloud Services です。

3DEXPERIENCE SOLIDWORKS および SOLIDWORKS with Cloud Services を使用して、SOLIDWORKS CAD データをクラウドに接続する柔軟な方法を提供しています

 

どちらがあなたに適しているでしょうか?

いずれのソリューションも、データをプラットフォームに接続し、データストレージ、コラボレーション、データ管理機能を提供します。 プラットフォームを利用したいが、既存の SOLIDWORKS デスクトップを引き続き使用したい場合は、with Cloud Services が最適です。 または、使い慣れた SOLIDWORKS CAD 機能と、ブラウザベースのコラボレーションおよびデータ管理を組み合わせた単一のソリューションをお探しの場合は、3DEXPERIENCE SOLIDWORKS がお勧めです。

SOLIDWORKS デスクトップ CAD を新規購入すれば、クラウドサービスを簡単に利用できるようになります。データの接続がこれまで以上にアクセスしやすくなり、データを 3DEXPERIENCEプラットフォームに接続できます。

 

2. 共有機能とマークアップ機能を使用して誰とでも共有

ご紹介したいお気に入りの機能の 1 つは、クラウドサービスに含まれている「共有」と「マークアップ」機能です。 3Dモデルを外部のサプライヤー、協力者、お客様と共有する必要がある場合でも、SOLIDWORKS から直接、「リンク」を共有するだけで、誰からでもリアルタイムのフィードバックを得ることができます。 すべてブラウザから動作するため、特別なアプリケーションのインストールは必要ありません。 物理ファイル(モデルファイル)を送信しなくても安全に共有できます。 何よりも、SOLIDWORKS を離れる必要が無いことがメリットです。

3DEXPERIENCE プラットフォームや SOLIDWORKS を持たないパートナーと共有およびマークアップ機能を簡単に共有できます

 

3. ブラウザベースのロールと人工知能 (AI) でワークフローを合理化

完全ブラウザベースのロールである 3D Creator、3D Sculptor、3D SheetMetal Creator、3D Structure Creator、3D Mold Creator、および Manufacturing Definition Creatorはぜひチェックしてみて下さい。 それぞれに独自の目的があり、3D Creator の xDesign、3D Sculptor の xShape、Manufacturing Definition Creator の xDrawing など、特定のジョブの実行に役立つ強力なアプリが含まれています。 たとえば、Manufacturing Definition Creator を使用すると、メーカーの要求を満たすモデルベースの定義と 2D 図面の両方を作成できます。

 

ブラウザベースのロールの多くは、ワークフローに基づいて設計支援を提供する組み込まれた機械学習アルゴリズムの使用が可能なデザインアシスタント(Design Assistant)機能も備えています。 これらの AI を活用したツールは、エッジの選択や合致作業など、時間のかかる反復的なタスクを自動化するように設計されており、最終的には生産性を維持し、創造性やより注意が必要な設計タスクに時間を費やすことができます。

デザインアシスタント(Design Assistant) は人工知能と機械学習を利用して、次の動きを予測し、冗長なタスクを支援します

 

たとえば、デザインアシスタントの「選択ヘルパー」機能は、3D Sculptor で複雑な形状やジオメトリを操作するための優れたツールでもあります。 これまでに完了した作業に基づいて、次に何を選択すべきかについての提案が提供され、手動で選択する必要がなくなり、時間を節約できます。 また、エッジ、フィレット、または面取りを選択する場合にも便利です。類似または対称、同等の長さの、または近くに位置する他のエッジを識別し、選択する可能性が高い他のエッジを予測します。 別の手動選択を追加すればするほど学習し、予測が洗練されていきます。予測に同意する場合は、ワンクリックで許可が与えられ、選択ヘルパーが提案したエッジをすべて自動的に選択します。いずれにしても 最終決定権は、常に設計者であるあなたにあります。 その他の AI 機能として、スケッチデザインアシスタント(Design Assistant for Sketching)、デザイアシスタント 合致ヘルパー(Design Assistant Mate Helper)、デザインアシスタント スマート合致(Design Assistant Smart Mate) などがあります。

 

ブラウザベースのロールの詳細を確認し、納得のいく購入に至るには、SOLIDWORKS Cloud Offer もご確認下さい。シームレスに連携するアプリを見たら、きっとすべてを手に入れたくなるでしょう。 それぞれのアプリをシャットダウンし、別のアプリでモデルを開くといった作業が必要なく、スイッチアプリを使用して簡単に切り替えることができるのです。

 

4. どこからでも一緒にイノベーションとコラボレーションを実現

製品開発中に全員を同じ認識にすることは大変な作業になることがありますが、データがクラウド上の 1 か所で管理されている場合はそうではありません。 3DEXPERIENCE Works ポートフォリオのロールは、設計レビューなどの確立されているコラボレーションだけでなく、ブレーンストーミングのような確立されていないコラボレーションのためのツールも提供します。 これらの機能により、製品開発プロセス全体を通じてすべての関係者を結び付ける単一の信頼できる情報源が作成される、ということです。このレベルの総合的な結合が、チーム間で繰り返されることにより、革新的な発想を促進するだけでなく、プロジェクトが期限に間に合うか、さらには期限を守ることを保証するための構造も構築されていくことになるでしょう。

Lean Team Player (リーン チーム プレーヤー)ロールは、共同デジタル環境でデジタル ホワイトボードを使用してブレインストーミング、コンテンツのマークアップ、コメントの追加、付箋の追加を行う非常に優れた方法をチームと共同作業することを提供します。 4 人がホワイトボードの前に立って共同作業しているところを想像してみてください。しかし、これが仮想的に行われます。 仮想会議を主催し、上記のすべてを実行し、管理および追跡できるアクション アイテムを作成できます。

Lean Team Playerのロールには、共同作業のための デジタルホワイトボード機能が含まれています。 データがクラウド上にあるため、オフィスにいるか離れているかに関係なく、全員と共同作業できます。

 

 

5. データを整理整頓する

ファイルキャビネットであれ、ネットワークフォルダーであれ、設計者やエンジニアは、常にデータを保存してアクセスする場所を必要としています。 SOLIDWORKSデータを 3DEXPERIENCE プラットフォームに接続すると、CADに関係する一連の情報と、付随するコラボレーションを処理するために専用に構築された オンラインストレージを得ることになります。 難しいことは1つもありません。SOLIDWORKS から直接データをクラウドに保存するだけです。 他の人と共同作業する場合は、設計データを「ロック」して、誰もあなたの作業を上書きできないようにしたり、リビジョンを管理したり、マークアップ、測定、注釈を使用した詳細なマークアップを作成したりできます。 真実の情報源は常に 1 つであることが大切です。

データをクラウドに保存すると、いつでもどこからでもデータにアクセスでき、信頼できる唯一の情報源が確保されます

 

 

ご納得いただけましたでしょうか? 興味があり、さらに詳しく知りたい場合は、昨年開催された 3DEXPERIENCE World Japan 2023で講演された各種セッションをお確かめ下さい。お客様事例、機能紹介など多様なセッションをご用意し、2024年1月31日まで、いつでも視聴可能です。

また https://www.solidworks.com/ja/3dexperience-works にアクセスして、設計、シミュレーション、製造、およびデータ管理ソリューションのポートフォリオを使用し、高品質の製品を作成しながら、SOLIDWORKS データの価値を拡張する方法をご確認下さい。

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Dassault Systemes SOLIDWORKS Corp.は、データの作成、シミュレーション、管理、テクニカル コミュニケーション、電気設計、ビジュアリゼーション、コラボレーションを行い、エンジニアリング リソースの革新と生産性を達成するための完成されたソリューションを提供しています。