Collaborative Designer for SOLIDWORKS R2024x 新機能

SOLIDWORKS R2024x Collaborative Designer の新機能

 

ビッグニュース! Collaborative Designer for SOLIDWORKS R2024x GA (一般提供) の最新アップデートでは、3DEXPERIENCE プラットフォームに構成を保存するときにロジックを定義できるようになりました。 同じ部品番号を持つ複数のコンフィギュレーションを持つモデルを更新する場合、SOLIDWORKS はそのうちの 1 つのコンフィギュレーションだけを物理プロダクトに更新します。 最新の機能強化についてご確認ください。

 

  1. 新しいコンフィギュレーションマネージャー – 混乱することなく、コンフィギュレーションを簡単に見つける

新しい 3DEXPERIENCE integrationルールエディタを使用すると、部品およびアセンブリのコンフィギュレーションを物理プロダクトまたは表現上の形式で 3DEXPERIENCE プラットフォームに保存するときにロジックを定義できます。 ルールによって表現されたコンフィギュレーションは 3DEXPERIENCE プラットフォーム上の物理プロダクトにリンクされ、個別に保存されるわけではないため、煩雑さが軽減され、コンフィギュレーションをより速く見つけることができます。

新しいコンフィギュレーションマネージャーを使用して、3DEXPERIENCE プラットフォーム上の物理プロダクトまたは表現上のコンフィギュレーションを保存するときのロジックを定義します

 

 

同じ部品番号を持つ複数のコンフィギュレーションを持つモデルを更新する場合、SOLIDWORKS はそのうちの 1 つのコンフィギュレーションだけを物理プロダクトに更新します。 他のコンフィギュレーションは表現上のコンフィギュレーションになります。

 

SOLIDWORKS は、次の基準を使用して、物理プロダクトに使用されるコンフィギュレーションを選択します。

 

  • デフォルトコンフィギュレーションが存在する場合、デフォルトコンフィグレーションが物理プロダクトになります。
  • コンフィギュレーションで部品番号にコンフィギュレーション名が使用されている場合、そのコンフィギュレーションは物理プトダクトになります。
  • コンフィギュレーションの部品番号が同じ場合、SOLIDWORKS はコンフィギュレーション プロパティ PropertyManager の部品表オプションで使用されるときに表示される部品番号に基づいてコンフィギュレーションを選択します。 選択の順序は次のとおりです。
    1. コンフィギュレーション名
    2. ユーザー指定の名前
    3. ドキュメント名

コンフィギュレーションが上記の基準に一致しない場合、[コンフィギュレーションマネージャー(ConfigurationManager)] タブで作成された最初のコンフィギュレーションが物理プロダクトになります。

 

システムコード化された更新ロジックでは期待どおりの結果が得られない、非常に特殊な使用例や会社標準に従わなければならない場合は、ユーザー定義の更新ロジックを作成できる新しいルール エディタを使用することをお勧めします。 部品やアセンブリに適用されるシステムコードの更新ロジックとは異なり、3DEXPERIENCE integrationルールエディタでは、必要に応じて両方のファイル タイプに異なる更新ロジックを定義できます。

 

注: このユーティリティは、3DEXPERIENCE SOLIDWORKS および Collaborative Designer for SOLIDWORKS + SOLIDWORKS 2024 SP0.1 以降のバージョンでのみ使用できます。

 

この機能は大変優れたものです。機能について詳細をご案内していきますので、本ブログサイトを引き続きフォローして下さい。

 

 

2.SOLIDWORKS Visualize の機能強化 – 高度になったレンダリング機能を使用して、魅力的で実物のような外観を作成

SOLIDWORKS Visualize の更新されたレンダリング機能では、より高速で柔軟なオプションが提供されます。 まず、パフォーマンスが向上し、テクスチャや明るさを調整する機能により、より本物に近い画像を実現できます。 機能強化には、ダッソー・システムズの物理ベースレンダリング (DSPBR)、より明瞭さと効率性を高める新しいマニピュレーター、太陽光アニメーションウィザード、新しい出力ウィザード、およびインタラクティブなビデオ出力機能が含まれます。

 

新しいレンダリング出力ウィザードを使用すると、レンダリング出力のパラメータを保存および指定するプロセスを簡素化できます。 新しい設定を作成し、必要なときにすぐに出力できるようにすべての設定を保存するだけです。 出力タイプを選択する際、ウィザードは選択をその特定の出力に必要なパラメータだけに制限するようになりました。

 

さらに、DSPBR を使用すると、金属、ガラス、プラスチック、その他のマテリアルのリアルな外観をより適切に再現できます。 さらに、3DPlay や xDesign などの 3DEXPERIENCE プラットフォームアプリケーション全体で一貫した外観が提供されるため、ユーザーおよび共同で作業しているメンバーは最終製品の可視性を高めることができます。

新しい太陽光アニメーションウィザード、インタラクティブなビデオ出力機能などを含む、SOLIDWORKS Visualize の最適化機能とより高度なレンダリング機能を体験してください

 

 

3.新機能 – SOLIDWORKS 内からブックマークにアクセス – 設計に集中し、ブックマークを簡単に追加

このリリースでは、ブックマークに関するユーザー エクスペリエンスも向上しています。 SOLIDWORKS インターフェイスの [ライフサイクルとコラボレーション] タブからブックマークを直接追加できるようになったため、MySession を開く必要はありません。 [ブックマークに追加] タブをクリックすると、[ブックマークに追加] または [ブックマークエディタを開く] オプションが表示されます。

[ライフサイクルとコラボレーション] タブにある新しい [ブックマークに追加] コマンドを使用して、SOLIDWORKS 内からファイルをブックマークに簡単に追加できます

 

4.3DPlay での描画シンボルのサポート – 描画の視認性が向上します。

強化されたシンボルサポートにより、SOLIDWORKS 以外のユーザーでも溶接、幾何公差 (GTOL)、その他の図面シンボルを 3DPlay で表示して、図面をより正確に表示できます。

3DPlay の新しい描画シンボルサポートにより、理解が深まります

 

 

これらの機能強化の実際の動作については、以下のビデオをご覧ください。

 

以上が最新のアップデートの中からハイライトした機能の一部です。既に、2024 年 2 月にリリースが予定されている次のバージョン (FD)、R2024x FD01 に向けてすでに多くの優れた機能強化が進行中です。ご期待ください。

このブログでは、3DEXPERIENCE SOLIDWORKS R2024x GA の新しい CAD 機能についても情報掲載しています。

 

また、今年の3DEXPERIENCE WORLD JAPAN 2023 は、12月 1 日、日本で開催されます。参加ご希望のお客様は、右上のバナーから 参加お申込み下さい。また、2024年2月に開催される 3DEXPERIENCE WORLD は、ダラスで開催されます。 最新の情報は、SOLIDWORKS コミュニティにてご案内しております。

 

SOLIDWORKS および 3DEXPERIENCE Works ソリューションのすべての最新アップデートについてもご確認下さい。

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