環境に優しい部品設計のための究極のツールはもう見つかりましたか?

地球温暖化が進む中、誰もが環境に配慮する責任を負っています。 製品を生み出す企業には、環境に優しい製品をデザインする方法で変化をもたらすという、さらに大きな責任と機会があります。

弊社のお客様はこのことをよく認識しており、より環境に配慮することに間違いなく注目しています。 SOLIDWORKS は、より持続可能で革新的であること、そしてもちろんエクスペリエンスを生み出すことなど、お客様の目標を達成するためのツールを提供することが最優先事項です。 3D CreatorEco-Design EngineerLattice Designerなど、弊社の提供するツールを使用して、是非、環境に優しい製品を生み出して下さい。

 

3D Creator の最新アップデートR2023x FD03 では、製品の環境への影響を評価し、最も持続可能な設計の代替案を選択するためのライフサイクル評価を実行するロールである Eco-Design Engineer との互換性が発表されました。 3D Creator と同様に、Eco-Design Engineer は 3DEXPERIENCE プラットフォーム上で実行されるブラウザベースのロールで、設計ステップの開始時から併用できます。

製品の環境への影響の 80% は設計段階で決定されると言われています。設計の初期段階および設計全体を通じてそれを評価することが重要です。

Eco-Design Engineer は、次の機能とメリットを提供し、あらゆる製品開発段階でお客様をサポートします。

Eco-Design Engineer を使用すると、水使用量、土地使用量、CO2 排出量などの要素を評価することで、製品の「ゆりかごから墓場まで」、つまり開始、製造、製品使用、耐用年数終了に至るまでの環境フットプリント全体をEcoinvent Association のライフサイクル インベントリ データベース、Ecoinvent (v3.9.1)を使って評価できます。

 

また、設計ライフサイクル評価には、デジタル的な連続性があるため、3D Creatorと Eco-Design Engineerのアプリを切り替えるだけで、設計変更が、製品のエコフットプリントにどのような影響を与えるかをリアルタイムで確認できます。

 

アセンブリの視覚化を使用すると、3D アセンブリの持続可能な影響を簡単に視覚化できます。 アセンブリの持続可能性が最も低い部分が 3D モデル上で強調表示され、どこに注力すべきかを理解できます。 また、評価結果から、設計の代替案を比較することもできます。

 

さらに、これらのロールは 3DEXPERIENCE プラットフォーム上で実行されるため、次のことが可能になります。

企業の環境知識を収集する

設計段階全体を通じてライフサイクル評価を追跡する

過去の環境スタディを新たなプロジェクトで再利用する

 

xDesign アプリでは、パーツを Eco-Design Assessment アプリにドラッグ&ドロップするだけで、コンポーネントの環境への影響を評価できます。 モデルが 3D Creator で開かれている場合は、Eco-Design Engineer を開いて両方のウィジェットを並べて表示し、モデルをドラッグ&ドロップするだけです。

 

複数のコンポーネントをドラッグ&ドロップするだけで、材料、寸法、体積などに基づく設計の代替案を比較できます。 このようなプロセスで簡単に設計案を比較することにより、設計プロセス全体を通じて最も持続可能なオプションを選択できるようになり、製品の持続可能性に大きな影響を与えます。

ワンランク上の作業を行うために、Lattice Designer を使用して、より少ない材料でより強力な部品を設計することもできます。 Lattice Designer は、より強力で軽量な 3D プリント部品用に最適化された格子構造を設計するためのクラウド接続されたロールです。

 

私たちは、xDesign でラティス データを操作するための機能を継続的に改善しています。 Lattice Designer アプリを使用して格子を生成したら、xDesign で 重量プロパティ(Weight Properties)コマンドを使用してジオメトリを測定できるようになります。 また、ラティスで埋められたパーツの領域寸法を変更する場合は、xDesign で [解決] コマンドを使用して新しいラティスを直接生成できます。

 

3D Creator、Eco-Design Engineer、Lattice Designerはシームレスに連携するため、必要な結果を迅速に得ることができます。 ご存知のとおり、行動は言葉よりも雄弁であると言われています。このワークフローの実際の動作については、以下のビデオをご覧ください。

 

最後にお聞きしたいのですが。。。あなたの設計は持続可能ですか?

 

設計プロセスを開始するとき、自問自答してみましょう。

設計している製品、または製造プロセスにより、環境フットプリントはどのようなものになるのか?

この新規設計はより環境に優しいように見えるが、ライフサイクルのすべての段階を考慮した場合、本当にそうなのか?

環境フットプリントの主な部分はどこかに起因しているのか?

ライフサイクル段階の間で問題が移行しないようにするためには、設計代替案をどのように比較すればよいのか?

 

Eco-Design Engineerは、これらの質問への回答を出すお手伝いをします。 持続可能性評価は早期に開始する必要があり、また、継続的なプロセスでもあります。 そして、初期設計時に意思決定することによって、変更にかかる費用は安くなりますし、なによりも、「簡単」です。

何か待つことはありますか? 持続可能な未来に向けて設計し、今日の設計方法を変化させてみましょう。

現在利用できるすべての専用ツールを確認するには、3DEXPERIENCE Works Web サイトSOLIDWORKS Cloud Offer をチェックしてください。

 

3D Creatorその他のデザインRoleにおけるその他の新機能を確認するには こちら も、是非、ご一読下さい。

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