デスクトップSOLIDWORKSをクラウドに接続するー最新情報
Collaborative Designer for SOLIDWORKS (デスクトップSOLIDWORKSをクラウドに接続するロール)の最新リリースに関する機能強化について皆様と共有いたします。
情報の整理、情報の検索、設計共同作業さらに営業、マーケティング担当者を巻き込み、ビジネスを推し進めるために役立つ新機能が満載です。
リビジョンコメントプロパティ– 検索を簡素化し、最新情報により早くアクセスできるようになります。
管理者は、Product Structure Editor や Product Explorer などの ENOVIA アプリケーションを使用して、リビジョン コメントを CAD 属性としてマッピングし、3DEXPERIENCE プラットフォーム上の SOLIDWORKS® ファイルにリンクするオプションを利用できるようになります。
この機能により、最新の情報へのすばやいアクセスおよび検索の簡素化が期待できます。あなたやあなたのチームの誰かがファイルをアップすると、リビジョン コメント スレッドが表示され、リビジョンが表示され、適切な対応が即座に可能になります。ファイルにリビジョン情報が提供されることにより、迅速なコラボレーションが期待できます。
ファイルを保存するときにデフォルトのブックマークを設定- コンテンツを保存するたびにブックマーク(お気に入り)を割り当てる手間をかけずに、データを整理することができるようになります。
ファイルなどの新しいコンテンツを3DEXPERIENCE プラットフォームに保存するときに、[MySession] タスク ペインの [ツール] > [オプション] で既定のブックマークを設定できるようになりました。最初のブックマークの初期設定を行うと、設定したデフォルトのブックマークにコンテンツが自動的に保存されます。
この機能は、特定のファイルまたはプロジェクトで作業しているときにファイルを追跡するのにとても便利です。割り当てたブックマークの下のブックマーク エディターで簡単に見つけることができるからです。ファイルへのアクセスが容易になり、検索と整理が容易になります。ブックマークは、ファイルをプラットフォームに保存するときにいつでも変更できます。それ以外の場合は、割り当てられたデフォルトのブックマークに自動的に移動します。
3DDrive から直接外部共有用のパッケージとしてデータを準備し、図面を追加– 共同作業をより迅速かつ簡単に行い、特に外部ステークホルダーと、安全に価値のある情報を共有できます。
3DEXPERIENCE プラットフォームの 3DDrive を介してデータをパッケージ化する機能を使用して、データを準備し、外部のステークホルダーと共有するための優れたオプションがさらに増えました。また、パッケージに図面を追加できます。
統一された X-CAD Design Exchanger ダイアログ ボックスから、 Collaborative Designer for SOLIDWORKSのローカル ドライブ オプションに加えて、パッケージ名を割り当てる宛先の下に、新しい 3DDrive オプションがつきました。読み取り専用や編集などの受信者のアクセス権を設定することもでき、最新機能では、関連する図面をパッケージに簡単に追加してエクスポートすることもできるようになりました。
3DDrive の統合により、3DDrive フォルダー内から外部共有用のリンクを生成できます。このリンクは、 3DEXPERIENCE ID を使用して3DEXPERIENCE プラットフォームにログインし、パッケージにアクセスするかダウンロードすることで、外部のステークホルダーと手間いらずでコラボレーションできるる安全なクラウドの「ドア(入り口)」です。
無料の3D EXPERIENCE Exchange for SOLIDWORKS アドインを使用して、パッケージごと SOLIDWORKS セッションにインポートできます。このアドインは、当社のWeb サイトからダウンロード可能です。アドインを使用することで、外部関係者がパッケージにアクセスするためのライセンスを使用することはありません。
ローカル キャッシュへのクイック アクセス– キャッシュにすばやくアクセスして、ファイルを表示および管理します。
ローカル キャッシュを表示および管理でき、グラフィックス領域で画像をドロップしたり、または削除できます。SOLIDWORKS ウィンドウのアクティブな構成部品が、キャッシュ エクスプローラーで青くハイライトされます。列を並べ替えて、一度に複数のファイルを選択することもできます。
Java にさようなら(インストール) – 手間いらずで、より早く作業を開始できます。
Collaborative Designer for SOLIDWORKS のインストールは、Java インストールを待つ必要がなく、手間がかからないため、はるかに高速になりました。しかも簡単です。プログラムをダウンロードするのと同じように、実行可能ファイルを実行し、インストールされるまで [次へ] をクリックするだけです。初めてのユーザー様は、すぐに起動して実行できます。また、管理者権限を持つユーザー様は、新しい社内ユーザーの作業開始を補助するときに、はるかに簡単にしかも早く設定できることに驚かれるに違いありません。
ここでご紹介した機能は、今回のリリースに含まれるほんの一部の追加機能に過ぎません。図面タイトルをその親/アセンブリ タイトルに一致させるオプションなども追加され、タイトルの不一致を解消します。さらに、3D Product Architect ロールの所有者がネイティブの SOLIDWORKS データにアクセスできるようになります。などなど、新しいリリースの詳細については、こちらのグログ記事もご参照下さい